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公園管理運営チャレンジしました

森林公園のイベントで親しまれているキャラクターをぬりえに
見ごろの花畑など園内の状況に合わせて登場するモーリー。写真は、見ごろ時のルピナス

見ごろの花畑など園内の状況に合わせて登場するモーリー。写真は、見ごろ時のルピナス

ぬりえは、動物園や他の公園でも既に配信されていたため、それらを参考に検討し、森林公園で毎年実施しているフィールドラリーでおなじみのキャラクター「森の妖精モーリー(以下、モーリー)」のイラストをぬりえとして配信することにしました。

森の妖精モーリーは、10年以上前に園内から出た剪定枝等を材料に作られたオブジェです。当初、名前はなく、イベント時の開催看板などの添景として使ってきました。しかし、そのシンプルさとかわいらしさが森林公園の風景になじんだことから、歴代の担当者がパンフレットやチラシ、イベントに用い、いつの間にかモーリーという名前もつきました。

 

このフィールドラリーの一番の特徴は、モーリーと参加者が協力して謎解きをするストーリー仕立てになっているところです。特にリピーターの多いイベントのため、モーリーの仲間にワル者などの新キャラクターを毎回発案し、飽きさせない努力もしています。昨年(2019年)秋からの夜間イベントでは海賊をテーマとした「キャプテンバブルと6人の手下」と題し、新キャラクターのキャプテンバブルや手下達を上司と考案し、さまざまな謎を解きながら森に隠された宝箱を探し出すストーリーを作りました。11月9日から12月30日の約8週間、計約6,400人のお客様が参加し、楽しそうに園内を巡る親子の姿が印象的でした。

そこで、ちょうどぬりえをするお子さんのいる親子を対象に、「公園のイベントに出てくるキャラクター」として親しみを持ってもらえるよう、モーリーと仲間たちが集うイラストにしました。ぬりえの配信を行うにあたり、フィールドラリー同様、モーリーと仲間になってぬりえをしてもらいたいと考え、「森林公園ぬりえ隊」と名付け、SNSの投稿では「森林公園ぬりえ隊、隊員募集中」としました。

2019年の夏と秋冬のラリー時に参加者に渡した用紙

2019年の夏と秋冬のラリー時に参加者に渡した用紙

夜間開園時に設置した<br/>ワル者キャプテンバブルと手下たち

夜間開園時に設置した
ワル者キャプテンバブルと手下たち

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