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公園管理運営チャレンジしました

市民に愛されるサクラに
弘前公園にある樹木を紹介する看板。市民に弘前公園の桜に愛着を持ってもらう一助となっている。

弘前公園にある樹木を紹介する看板。市民に弘前公園の桜に愛着を持ってもらう一助となっている。

私は弘前公園内を見回り、サクラ以外にもマツやナラ類の状態を確認しますが、毎日全ての木を確認できるわけではありません。そんなときに、毎日公園を利用している市民が「あそこのサクラの様子がおかしい」「枯れ枝があった」等、情報提供してくれます。樹木を見守る目は多い方が良いので、助かっています。既に確認している木であれば治療方針や対処法をその場でお伝えします。現在、公園の様々な状況を教えてくれる市民は30人ほどいます。

また、2~3月に剪定したサクラの枝は、水差しし加温すると花が咲くため、剪定作業が始まると定期的に市民に配布しています。単にお渡しするだけでなく、きれいに咲かせる方法のレクチャーと共にお渡ししています。最近では、自宅で咲かせた剪定枝のMyサクラ映像を交換しあうなど、弘前公園のサクラをきっかけに、市民の間で交流が広がっているようです。

毎年4月中旬から5月上旬に開催する『弘前さくらまつり』は、サクラと共に先人から受け継いだものです。平成30年度で100周年を迎え北国の春を楽しむ『文化』と言えます。これからも管理手法を模索し市民から愛されるサクラを後世につなげることで、この先も『弘前さくらまつり』を楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

※文中に出てくる所属、肩書、情報などは、取材時のものです。(2018年2月掲載)

弘前市で発見されたサクラ‛弘前雪明かり’。平成29年11月に新しい園芸品種として認定を受けた。

弘前市で発見されたサクラ‛弘前雪明かり’。平成29年11月に新しい園芸品種として認定を受けた。

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過去記事一覧
第32回 「自然学習」アプリは「広い園内で遊べる」ツール
第31回 Onlineでも環境教育を(Project WILD)
第30回 コロナ禍でも市民と共に活用できる公園(兵庫県立尼崎の森中央緑地)
第29回 音楽に親しむ公園の「森のピアノ」(四万十緑林公園)
第28回 植物に関するミッションでリピーターを増やす(小田原フラワーガーデン)
第27回 猛威を振るう外来のカミキリムシを探せ(栃木県足利市)
第26回 地域と協働したプロジェクト(播磨大中古代の村(大中遺跡公園))
第25回 地域住民の意見を聞きながら公園の魅力を維持・向上させる(足立区)
第24回 Stay Homeでも公園を楽しむ(国営武蔵丘陵森林公園)
第23回 できる人が、できる時に、できることを(こどもの城)
第22回 雪を有効活用して公園に笑顔を(中山公園)
第21回 地域をつなぎ、喜びを生み出す公園(柏崎・夢の森公園)
第20回 絵本の世界を楽しみながら学ぶことのできる公園(武生中央公園)
第19回 全国に注目されるゴキブリ展を開催(磐田市竜洋昆虫自然観察公園)
第18回 大蔵海岸公園のマナードッグ制度(大蔵海岸公園)
第17回 園内から出た植物発生材をスムーズに堆肥化する(国営木曽三川公園)
第16回 地域の昔話を学ぶことのできる公園(坂出緩衝緑地)
第15回 公園の看板に一工夫(国営讃岐まんのう公園)
第14回 地域に貢献する農業公園(足立区都市農業公園)
第13回 公園のイベントを通して子供たちに「外遊び」を提供!(雁の巣レクリエーションセンター)
第12回 生き物の面白さを伝える動物公園(多摩動物公園)
第11回 増大かつ多様化する公園利用者に対応する施設管理(国営ひたち海浜公園)
第10回 弘前公園のサクラを後世に引き継ぐ(弘前公園)
第9回 未来につづく公園づくり(大野極楽寺公園)
第8回 生き物にふれあえる公園づくり(桑袋ビオトープ公園)
第7回 発生材を有効活用する(公益財団法人 神奈川県公園協会)
第6回 幻の青いケシ(国営滝野すずらん丘陵公園)
第5回 「街路樹はみんなのもの」という意識を(東京都江戸川区)
第4回 最良の門出を祝う「ローズウェディング」(国営越後丘陵公園)
第3回 感謝の気持ちを伝えるくまモン(水前寺江津湖公園)
第2回 ふるさと村で人形道祖神を紹介(国営みちのく杜の湖畔公園)
第1回 様々な競技会にチャレンジ!(国営木曽三川公園)


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