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公園を中心にまちづくりを目指す「森の会議」
中央緑地の将来像。<br/>手前が100年かけて育てていく森(未開園区域)で、高架橋奥のはじまりの森や中央の大芝生広場とパークセンターが現在開園している

中央緑地の将来像。
手前が100年かけて育てていく森(未開園区域)で、高架橋奥のはじまりの森や中央の大芝生広場とパークセンターが現在開園している

兵庫県では、尼崎臨海地域を魅力と活力あるまちに再生するため、水と緑豊かな自然環境の創出による環境共生型のまちづくりをめざす「尼崎21世紀の森構想(以下、森構想)」を策定し、それを先導する拠点地区として「兵庫県立尼崎の森中央緑地(以下、中央緑地)」が整備され、2020年12月現在18.9haが開園しています(計画面積約29ha)。

 

森構想を推進するにあたり、中央緑地では市民との協働で行う森づくりに加え、市民がイベントやアイデアを持ち寄り実現へ向けて企画・実施する場として、「森の会議」が兵庫県及び尼崎市の運営により2013年12月から毎月1回開催されています。私たち指定管理者である兵協・尼協・阪神共同体は、「森の会議」がスムーズに運営できるよう当日の司会進行や、他の公園利用との調整、市民が参加しやすい雰囲気づくり、積極的な広報を行っています。「森の会議」には、毎回20代から60代の男女20~30名程度が集まり、中央緑地で行うイベントについて宣伝したり、やってみたい活動について話し合ったり、地域の話題を情報共有したりしています。

 

例えば、「あまがさきモリンピック」は「森の会議」をきっかけに始まったイベントで、5人一組で間伐材を目分量で20kg量り運ぶ競技や、芝生の上を寝たまま転がり進む競技等、中央緑地の施設を活かしたり、森づくりの作業で出てくる間伐材等を活かした独自の競技を2018年、2019年秋に実施し、2020年秋にも実施予定でいました。

 

 

2019年のモリンピックの様子。<br/>5人一組で、目分量で間伐材20Kgを計って運ぶ競技

2019年のモリンピックの様子。
5人一組で、目分量で間伐材20Kgを計って運ぶ競技

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過去記事一覧
第49回 ステキな公園はスタッフの健康から「‘キラリ’健康プロジェクト」
第48回 中学生の提案から始まった、ボール遊びができる公園の整理(船橋市)
第47回 公園の魅力を見つめ直して「秋のライトアップ」できっかけづくり(足立区花畑公園・桜花亭)
第46回 “五感”を満たす空間づくり ~統一感あるデザインと、一貫したコンセプトを守っていく~ (いばらきフラワーパーク)
第45回 サステナブルな堆肥づくり「バイオネスト」の可能性 (国営木曽三川公園 138タワーパーク)
第44回 都心に残るゲンジボタル(国立科学博物館附属自然教育園)
第43回 大池公園さくら再生プロジェクト!(大池公園)
第42回 初の産学連携!地元の高校生と協同で商品開発!(稲毛海浜公園)
第41回 冬の新宿を彩るCandle Night @ Shinjuku(新宿中央公園)
第40回 20年目を迎える「第20回日比谷公園ガーデニングショー2022」を開催(都立日比谷公園)
第39回 多様な生き物と人が集まるビオトープを作る!(国営アルプスあづみの公園)
第38回 いにしえの植物を万葉歌と共に楽しむ 万葉植物画展「アートと万葉歌の出逢い」(平城宮跡歴史公園)
第37回 来園者も参加する獣害対応防災訓練
第36回 「みどりの価値」を指標化し、「こころにやさしいみどり」をつくる
第35回 時代のニーズをとらえた花畑を(国営昭和記念公園)
第34回 身近な公園でパラリンピック競技を体験する(むさしのの都立公園)
第33回「写真を撮りたくなる」公園づくり(小豆島オリーブ公園)
第32回 「自然学習」アプリは「広い園内で遊べる」ツール(国営昭和記念公園)
第31回 Onlineでも環境教育を(Project WILD)
第30回 コロナ禍でも市民と共に活用できる公園(兵庫県立尼崎の森中央緑地)
第29回 音楽に親しむ公園の「森のピアノ」(四万十緑林公園)
第28回 植物に関するミッションでリピーターを増やす(小田原フラワーガーデン)
第27回 猛威を振るう外来のカミキリムシを探せ(栃木県足利市)
第26回 地域と協働したプロジェクト(播磨大中古代の村(大中遺跡公園))
第25回 地域住民の意見を聞きながら公園の魅力を維持・向上させる(足立区)
第24回 Stay Homeでも公園を楽しむ(国営武蔵丘陵森林公園)
第23回 できる人が、できる時に、できることを(こどもの城)
第22回 雪を有効活用して公園に笑顔を(中山公園)
第21回 地域をつなぎ、喜びを生み出す公園(柏崎・夢の森公園)
第20回 絵本の世界を楽しみながら学ぶことのできる公園(武生中央公園)
第19回 全国に注目されるゴキブリ展を開催(磐田市竜洋昆虫自然観察公園)
第18回 大蔵海岸公園のマナードッグ制度(大蔵海岸公園)
第17回 園内から出た植物発生材をスムーズに堆肥化する(国営木曽三川公園)
第16回 地域の昔話を学ぶことのできる公園(坂出緩衝緑地)
第15回 公園の看板に一工夫(国営讃岐まんのう公園)
第14回 地域に貢献する農業公園(足立区都市農業公園)
第13回 公園のイベントを通して子供たちに「外遊び」を提供!(雁の巣レクリエーションセンター)
第12回 生き物の面白さを伝える動物公園(多摩動物公園)
第11回 増大かつ多様化する公園利用者に対応する施設管理(国営ひたち海浜公園)
第10回 弘前公園のサクラを後世に引き継ぐ(弘前公園)
第9回 未来につづく公園づくり(大野極楽寺公園)
第8回 生き物にふれあえる公園づくり(桑袋ビオトープ公園)
第7回 発生材を有効活用する(公益財団法人 神奈川県公園協会)
第6回 幻の青いケシ(国営滝野すずらん丘陵公園)
第5回 「街路樹はみんなのもの」という意識を(東京都江戸川区)
第4回 最良の門出を祝う「ローズウェディング」(国営越後丘陵公園)
第3回 感謝の気持ちを伝えるくまモン(水前寺江津湖公園)
第2回 ふるさと村で人形道祖神を紹介(国営みちのく杜の湖畔公園)
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