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公園管理運営チャレンジしました

プロジェクトの直面する課題
ゆがんだためメンテナンスが必要な入り口

ゆがんだためメンテナンスが必要な入り口

これまでに竪穴式住居を11棟復元しましたが、やっかいなのが維持管理です。竪穴住居は大体20年くらい保つのではないかと思って(考古学の人はだいたいみんながそれ位だと思っています)いましたが、それは、「実際に人が住み、毎日メンテナンスをされていれば」の話です。そうでなければ10年くらいしか保ちません。プロジェクト開始から12年たって、倒壊の危機に瀕している住居が何棟かでてきました。屋根に上って応急処置をしていますが、垂木が腐っているため屋根が抜け落ちる可能性があり、危険な状態です。

 

担い手の育成もあまり進んでいません。最初は面白そう、と多くの人が集まってきましたが、10年経っても同じ人が活動をしています。活動が長く続いていると、どうしても新しい人が入ってきにくい雰囲気が出てきてしまっているようです。12年分きっちりと高齢化がすすみ体力面からも世代交代していく必要があります。体験イベントなどで人を集めて作業を進めようとしても、そこに集まって来た人に任せられる仕事は最後の仕上げなど、ほんのちょっぴりで簡単な部分だけです。

 

継続的に活動出来る人をスカウトしてきたり、新しい人がプロジェクトのメンバーに入りやすい仕組みづくりが必要になってきていますが、簡単なことではありません。-竪穴住居づくりはひとづくり-これが最大の課題だと考えています。

 

公園を整備するのであれば、経費がかかっても専門業者に任せたほうが早くきれいに仕上がります。我々が行っているこのような事業は手間もかかりますし、なかなか進みません。

時に続けていく意味を問われることも多いのですが、考古学の発展にもつながり、活動を続けていくことによって地元の人たちも関心を持ってみてくれています。一緒にプロジェクトを実施している「国立明石工業高等専門学校」の学生や近くの子どもたちの中から、将来、プロジェクトを中心に担ってくれる人や博物館のスタッフとして活躍してくれる人が出てくれないかなあ、と期待しながら続けていきたいと思います。

 

 

プロジェクトには、高等専門学校の学生から<br/>市民ボランティアまで、老若男女が集まる

プロジェクトには、高等専門学校の学生から
市民ボランティアまで、老若男女が集まる

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過去記事一覧
第26回 地域と協働したプロジェクト
第25回 地域住民の意見を聞きながら公園の魅力を維持・向上させる
第24回 Stay Homeでも公園を楽しむ
第23回 できる人が、できる時に、できることを
第22回 雪を有効活用して公園に笑顔を
第21回 地域をつなぎ、喜びを生み出す公園
第20回 絵本の世界を楽しみながら学ぶことのできる公園
第19回 全国に注目されるゴキブリ展を開催
第18回 大蔵海岸公園のマナードッグ制度
第17回 園内から出た植物発生材をスムーズに堆肥化する
第16回 地域の昔話を学ぶことのできる公園
第15回 公園の看板に一工夫
第14回 地域に貢献する農業公園
第13回 公園のイベントを通して子供たちに「外遊び」を提供!
第12回 生き物の面白さを伝える動物公園
第11回 増大かつ多様化する公園利用者に対応する施設管理
第10回 弘前公園のサクラを後世に引き継ぐ
第9回 未来につづく公園づくり
第8回 生き物にふれあえる公園づくり
第7回 発生材を有効活用する
第6回 幻の青いケシ
第5回 「街路樹はみんなのもの」という意識を
第4回 最良の門出を祝う「ローズウェディング」
第3回 感謝の気持ちを伝えるくまモン
第2回 ふるさと村で人形道祖神を紹介
第1回 様々な競技会にチャレンジ!


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