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全国に広がるわらアート

上堰潟公園で開催される「わらアートまつり」の様子がホームページやFacebookなどによって、西蒲区の成功例として知られるようになると「わが町でもわらアートを」と全国の自治体から依頼を受けるようになりました。新潟市で誕生したわらアートは、現在では北海道から九州までに広がっています。

わらアートは、稲わらの確保、展示するスペース、駐車場やトイレ、休憩する場所の有無など、最低限の条件をクリアすれば実施は可能です。また、「とば編み」の代わりに稲わらを麻ひもで束ねたり、型(フレーム)にひもを通して「とば」のようなものを作るなど代替案を考え、その地域にあったわらアートの制作法や展示の仕方についてアドバイスしています。

稲わらを再利用してできるわらアートは、米を作っている土地であれば無理なくできます。そして制作にかかわった人は達成感が得られ、完成後はニュース性がありますので、地域に一体感をもたらすきっかけになると確信しています。

以下は新潟市西蒲区以外で依頼を受けて制作されたわらアートの一例です。
◆香川県「瀬戸内国際芸術祭」での展示(武蔵野美大の学生が制作)
◆東日本大震災の被災農地の地域活性として、仙台市若林区の田んぼにマンモスと恐竜トリケラトプスを制作。(仙台市の鉄道会社から依頼を受けて作り方を指導)
◆宮城県岩沼市の「千年希望の丘*植樹祭」で巨大ゴリラを制作。(武蔵野美大の学生と市民ボランティアで制作)
*クロマツの防潮林があった海岸線一帯に、震災により発生したガレキ(再生資材)を利用して丘を築造。「千年希望の丘」は、先進的な復興モデル実現の場となっている。
◆埼玉県行田市でギネス認定された「世界一大きい田んぼアート」の稲わらを利用して「古代蓮の里」で「わらアートまつり」を開催。武蔵野美大の学生、市民、市職員らが作品づくりに参加。
◆愛媛県今治市鈍川地区の農業者らがつくる「鈍川地区都市農村共生・対流協議会」から依頼を受け、宮島教授が指導を行い、市民が巨大なイノシシを制作。棚田に巨大イノシシが出現したとインターネット上で話題。人口500人に満たない農村に約1万5000人が駆け付けた。鈍川温泉街や食堂などは売り上げが3倍増。同地区の米は「鈍川米」と名付け、ブランド米として販売するなど地域活性の効果を上げた。

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過去記事一覧
39 科学を通じて地域の人々と研究者をつなげる
38 北海道の公園で「やってみたい!」を実現(恵庭ふるさと公園:恵庭市)
37 土器づくりを通じて縄文文化を学ぶ(三ツ池公園:川崎市)
36 公園を地域住民の手で心地よい場所に変えていく(熊野公園:東村山市)
35 次世代のために故郷の自然環境を守り、伝えていく(亀山里山公園「みちくさ」:亀山市)
34 公園は楽しい学びの場!「サバイバルピクニック」、「地域住民による公園づくり」(都立野川公園:東京都)
33 外遊びの楽しさを伝えていく(柏崎・夢の森公園:柏崎市)
32 筑豊の自然を楽しむ会(健康の森公園 他:飯塚市)
31 自然を愛する仲間との森づくりボランティア(びわこ地球市民の森:守山市)
30 野外人形劇で、公園に広がった笑い声(水前寺江津湖公園:熊本市)
29 公園での新たな遊び「珍樹探し」(国営昭和記念公園:立川市)
28 子供たちの居場所で、寄り添い、見守り続ける(柳島公園:富士市)
27 市民とともに育て続ける公園を目指して(安満遺跡公園:高槻市)
26 砂場から広がった子供たちの笑顔(福島市内 他:福島市)
25 造園業者と子供たちがつくる 公園でのコミュニティ(京坪川河川公園(オレンジパーク):舟橋村)
24 子供と子育て世代の目線で再生されたゴーカートのある公園(桂公園:十日町市)
23 市民による、市民のための花火大会(伊勢原市総合運動公園:伊勢原市)
22 かかしで地域を活性化 海外も注目する山里(かかしの里:三好市)
21 市民の手によって「つくり続ける公園」(みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園):神戸市)
20 下町に残る、手つかずの自然を守り、育てる(尾久の原公園:荒川区)
19 絵本、ケルナー広場を通して、子供たちの成長を見守る(ケルナー広場:高崎市)
18 生かされていることを実感 自然と一体になれるサップヨガ(国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザ:稲沢市)
17 震災後、市民の手によって再生された西公園(西公園:仙台市)
16 住民の心をつないだ3万個のキャンドル(大栗川公園:八王子市)
15 市民がつくり、見守る広場(朝霞の森:朝霞市)
14 満月BARで公園の非日常を楽しむ(西川緑道公園:北区)
13 わらアートで、地域に笑顔と一体感を(上堰潟公園:西蒲区)
12 再生物語を支えるボランティア組織「MEG」(七ツ洞公園:水戸市)
11 公園が図書館に変わる「敷島。本の森」(敷島公園:前橋市)
10 公園に地域の人が集う「はじっこまつり」(和田公園:杉並区和田)
09 トンボの魅力を子供たちに伝える(西岡公園:札幌市)
08 「朝市」で公園がコミュニケーションの場に(茅ヶ崎公園野球場:茅ヶ崎市)
07 「スポーツ鬼ごっこ」を通じて 子供たちの居場所づくりを実現(しらかた広場:松江市)
06 高齢者、障がい者に公園案内 ボランティア側も癒される(大泉緑地:堺市)
05 仲間と共に成長してきたみはまプレーパーク(みはまプレーパーク:千葉市)
04 地域で子供たちを育成・指導 地元の公園でイルミネーション作り(宇部市ときわ公園:宇部市)
03 公園がアートな空間に生まれ変わる日 あそびの重要性を考える「アートパーク」(松戸中央公園:松戸市)
02 子供たちにワークショップで地域貢献 公園での活動は発見の連続(松戸中央公園:松戸市)
01 自然環境は、利用しながら保全する(国営ひたち海浜公園:ひたちなか市)


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