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2つの池が復活!自然環境が学べる公園に

熊野公園には湿地だった頃の名残で2つの池があります。入口側の「かえる池」は3月~4月頃にアズマヒキガエルがたくさん集まり、通称「カエル合戦」といわれる産卵行動が観察できます。奥側の「じゃりあな池」には井戸があり、1970年代には市によってホタルの飼育場が設けられ、モツゴやクロダハゼ、アメリカザリガニなどをとって遊ぶ子供たちの姿も数多く見られました。しかし2011年にワークショップを開催した頃には、池の底がひび割れ、水も溜まらず、景観を損なう状態になっており、公園再生のためには池の復活が望まれました。

2014年3月に実施したワークショップでは、地元の造園会社の協力で植樹した

2014年3月に実施したワークショップでは、
地元の造園会社の協力で植樹した

 

 

そこで私たちは「東京の緑を守るプロジェクト」として企業の助成金を申請、助成決定を受けて市に働きかけ、協働で池の再生をすることになりました。市が池の調査を行うと井戸がまだ生きていることが分かったため、その水を活用した自然を楽しめる池を提案しました。

助成金では、池の周りに住民の手で木や花を植栽するワークショップ「池の周りに緑を植えよう!」、「憩いのためのベンチを作ろう」を開催しました。ベンチ作りは、地元の工務店にご協力いただきました。池の修繕工事の完了に合わせ、ベンチが設置され、「東村山市小彼岸桜の会」から贈られたコヒガンザクラも植樹しました。池の工事は私たちの案を参考に市によって行われました。汲み上げた井戸の水を流すための小川をつくったり、市内の北山公園から菖蒲を移植することで、起伏に富んだビオトープとして再生することができました。水の流れと植物が増えたことにより、生息する生き物の数も増えています。

きれいに整備され花と緑に彩られた熊野公園では、子供たちがトンボやバッタなど生き物を観察し、大人たちは植樹した草花を楽しむようになりました。

再生前の「じゃりあな池」にはほとんど水はなく、生き物は見られなかった

再生前の「じゃりあな池」にはほとんど水はなく、生き物は見られなかった

ワークショップで植樹した樹木と、みんなでつくったベンチの脇を井戸からの水が流れる

ワークショップで植樹した樹木と、みんなでつくったベンチの脇を井戸からの水が流れる

 

 

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過去記事一覧
36 公園を地域住民の手で心地よい場所に変えていく
35 次世代のために故郷の自然環境を守り、伝えていく
34 公園は楽しい学びの場!「サバイバルピクニック」、「地域住民による公園づくり」
33 外遊びの楽しさを伝えていく
32 筑豊の自然を楽しむ会
31 自然を愛する仲間との森づくりボランティア
30 野外人形劇で、公園に広がった笑い声
29 公園での新たな遊び「珍樹探し」
28 子供たちの居場所で、寄り添い、見守り続ける
27 市民とともに育て続ける公園を目指して
26 砂場から広がった子供たちの笑顔
25 造園業者と子供たちがつくる 公園でのコミュニティ
24 子供と子育て世代の目線で再生されたゴーカートのある公園
23 市民による、市民のための花火大会
22 かかしで地域を活性化 海外も注目する山里
21 市民の手によって「つくり続ける公園」
20 下町に残る、手つかずの自然を守り、育てる
19 絵本、ケルナー広場を通して、子供たちの成長を見守る
18 生かされていることを実感 自然と一体になれるサップヨガ
17 震災後、市民の手によって再生された西公園
16 住民の心をつないだ3万個のキャンドル
15 市民がつくり、見守る広場
14 満月BARで公園の非日常を楽しむ
13 わらアートで、地域に笑顔と一体感を
12 再生物語を支えるボランティア組織「MEG」
11 公園が図書館に変わる「敷島。本の森」
10 公園に地域の人が集う「はじっこまつり」
09 トンボの魅力を子供たちに伝える
08 「朝市」で公園がコミュニケーションの場に
07 「スポーツ鬼ごっこ」を通じて 子供たちの居場所づくりを実現
06 高齢者、障がい者に公園案内 ボランティア側も癒される
05 仲間と共に成長してきたみはまプレーパーク
04 地域で子供たちを育成・指導 地元の公園でイルミネーション作り
03 公園がアートな空間に生まれ変わる日 あそびの重要性を考える「アートパーク」
02 子供たちにワークショップで地域貢献 公園での活動は発見の連続
01 自然環境は、利用しながら保全する


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