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美味しい!から環境問題まで、多彩なイベント

当団体が定期的に開催している人気のイベントやワークショップを紹介します。

 

「タケノコの京都式軟化栽培」は、美味しいタケノコを育てる伝統技術の継承と実践を目的としたもので、タケノコ掘りから親竹決め、シンドメ、サバエ刈り、藁敷き、土入れ、石拾いなどを行います。参加者は、整備に協力しているという参加意識が高い人気のワークショップです。

 

「竹炭をつくって竹バウムを焼こう」は、子どもと女性に人気のイベントです。枯竹を燃料として竹炭をつくり、置き火状態になったところにバウム液を付けた青竹をかざし、クルクル回しながらバウムを焼きます。私たちは枯竹の切断と炭づくりの指導、青竹の準備とバウム液づくりをします。毎回50人ほどの親子が参加して「美味しい!美味しい!」と大好評でリピーターが多いイベントです。また2023年は、竹林で竹を伐り、竹炭をつくり、竹バウム焼きを通して子どもたちに環境問題も学んでもらうワークショップ「美味しく食べてCO₂削減 竹バウム焼き」を開催しました。温室効果ガス削減推進機構から講師を招き、竹炭がCO₂削減に役立つお話をしていただきました。100㎏の枯竹から約11㎏の炭ができるのですが、それによって約32㎏のCO₂が削減できることを子どもたちと一緒に学びました。

 

「純国産メンマづくりワークショップ」は、放置竹林の密度管理のため、2mに伸びたタケノコ(幼竹)を切り、皮をむいて1時間茹で、樽に入れて30%の粗塩を振って重しをして、1ヶ月置くと塩蔵メンマが完成します。その後塩抜きをして、味付けメンマを作ります。私たちは伸びたタケノコの採取やメンマ加工工程の指導をします。味付けメンマの試食やメンマご飯の竹筒炊飯は、参加者から「美味しい!」と大人気です。また、当団体は「純国産メンマプロジェクト」の会員としての活動も行っています。「純国産メンマプロジェクト」とは、純国産メンマなどへの利活用によって増加する放置竹林の資源化を図ることで、竹林整備と森林の公益的機能の発揮に寄与することを目的とする国内唯一の全国組織です。“美味しく食べて竹林整備”を合言葉に活動する取り組みは、環境保全、食の安全・安心、経済性、持続可能性など、さまざまな観点から注目を集め、今や35都府県に広がっています。幼竹をメンマとして活用する「純国産メンマプロジェクト」に参加したことをきっかけに、向日市産のメンマを地域の徳用林産物商品として発表することができました。さらに「純国産メンマプロジェクト」では年に1回、「メンマサミット」を開催しています。2023年11月に開催された「第5回純国産メンマサミットin糸島」では、東北・関 東/信 越・北 陸 /東 海 /近 畿(籔の傍)/中国・四国/九 州の世話人が活動について400人の参加者の前で講演しました。「純国産メンマプロジェクト」を通して、新たな竹林整備仲間のネットワークも広がっています。

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過去記事一覧
45 手ごわい放置竹林から広がる可能性と人のつながり
44 公園で行う表現活動は「誰かを力づけている」(せりがや冒険遊び場:東京都町田市)
43 市民団体の力で「やりたいこと」を実現(あぐりの丘:長崎県長崎市)
42 自然の中での主体的な遊びが、学びと成長につながる(山田緑地:福岡県北九州市)
41 次世代に、そして子供たちへ、遊び場づくりのバトンをつなげたい(徳島県阿波市阿波町)
40 3公園でキャンプ まちづくりとして活用(小山総合公園、生井桜づつみ公園、城山公園:栃木県小山市)
39 科学を通じて地域の人々と研究者をつなげる(千葉県柏市)
38 北海道の公園で「やってみたい!」を実現(恵庭ふるさと公園:恵庭市)
37 土器づくりを通じて縄文文化を学ぶ(三ツ池公園:川崎市)
36 公園を地域住民の手で心地よい場所に変えていく(熊野公園:東村山市)
35 次世代のために故郷の自然環境を守り、伝えていく(亀山里山公園「みちくさ」:亀山市)
34 公園は楽しい学びの場!「サバイバルピクニック」、「地域住民による公園づくり」(都立野川公園:東京都)
33 外遊びの楽しさを伝えていく(柏崎・夢の森公園:柏崎市)
32 筑豊の自然を楽しむ会(健康の森公園 他:飯塚市)
31 自然を愛する仲間との森づくりボランティア(びわこ地球市民の森:守山市)
30 野外人形劇で、公園に広がった笑い声(水前寺江津湖公園:熊本市)
29 公園での新たな遊び「珍樹探し」(国営昭和記念公園:立川市)
28 子供たちの居場所で、寄り添い、見守り続ける(柳島公園:富士市)
27 市民とともに育て続ける公園を目指して(安満遺跡公園:高槻市)
26 砂場から広がった子供たちの笑顔(福島市内 他:福島市)
25 造園業者と子供たちがつくる 公園でのコミュニティ(京坪川河川公園(オレンジパーク):舟橋村)
24 子供と子育て世代の目線で再生されたゴーカートのある公園(桂公園:十日町市)
23 市民による、市民のための花火大会(伊勢原市総合運動公園:伊勢原市)
22 かかしで地域を活性化 海外も注目する山里(かかしの里:三好市)
21 市民の手によって「つくり続ける公園」(みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園):神戸市)
20 下町に残る、手つかずの自然を守り、育てる(尾久の原公園:荒川区)
19 絵本、ケルナー広場を通して、子供たちの成長を見守る(ケルナー広場:高崎市)
18 生かされていることを実感 自然と一体になれるサップヨガ(国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザ:稲沢市)
17 震災後、市民の手によって再生された西公園(西公園:仙台市)
16 住民の心をつないだ3万個のキャンドル(大栗川公園:八王子市)
15 市民がつくり、見守る広場(朝霞の森:朝霞市)
14 満月BARで公園の非日常を楽しむ(西川緑道公園:北区)
13 わらアートで、地域に笑顔と一体感を(上堰潟公園:西蒲区)
12 再生物語を支えるボランティア組織「MEG」(七ツ洞公園:水戸市)
11 公園が図書館に変わる「敷島。本の森」(敷島公園:前橋市)
10 公園に地域の人が集う「はじっこまつり」(和田公園:杉並区和田)
09 トンボの魅力を子供たちに伝える(西岡公園:札幌市)
08 「朝市」で公園がコミュニケーションの場に(茅ヶ崎公園野球場:茅ヶ崎市)
07 「スポーツ鬼ごっこ」を通じて 子供たちの居場所づくりを実現(しらかた広場:松江市)
06 高齢者、障がい者に公園案内 ボランティア側も癒される(大泉緑地:堺市)
05 仲間と共に成長してきたみはまプレーパーク(みはまプレーパーク:千葉市)
04 地域で子供たちを育成・指導 地元の公園でイルミネーション作り(宇部市ときわ公園:宇部市)
03 公園がアートな空間に生まれ変わる日 あそびの重要性を考える「アートパーク」(松戸中央公園:松戸市)
02 子供たちにワークショップで地域貢献 公園での活動は発見の連続(松戸中央公園:松戸市)
01 自然環境は、利用しながら保全する(国営ひたち海浜公園:ひたちなか市)


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