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専門家を集めてNPO法人を設立

アンケート結果を持参し、子育て世代のお母さんたちと一緒に市に陳情すると、市長と市の公園担当者との意見交換の機会が設けられ、桂公園のさまざまな要望を伝えることができました。その後、市の担当者から「地域活動助成金」という制度があることを教えていただいたため、倒壊寸前の管理棟の改修工事とコミュニティガーデンの造成を申請する事にしました。慣れないパソコンでの資料作りとプレゼンでしたが、なんとか無事に採択される事となりました。

ところが作業を始めると管理棟は予想以上に状態が悪く、費用が助成金の3倍近く掛かることが分かりました。この段階でお金が足りないからと、諦めるわけにはいきません。不足分の資金の寄付を、個人や企業・団体に呼び掛けました。また、改修工事を行うにも、公園を管理運営するにも人材が必要です。今後の様々な展開を想定し、建築、会計、行政、インターネット等に精通したエキスパート一人ひとりに声を掛けました。子供に関わる女性の視点も必要だと考え、保育士、小学校の先生、ピアノ教室の先生にもお願いしました。その結果、不足分の資金と各ジャンルのプロフェッショナル10人(30~50歳代、男性7人、女性3人)が集まり、ボランティアの人達の活躍もあって周囲の景観と調和した機能性の高い管理棟と花壇が完成しました。

管理棟完成後には土地の所有者であるお寺の住職に理事長を務めてもらい、2015年11月、私も含めた11人のメンバーで「NPO法人桂公園こどもランド」を設立。市と桂公園の児童遊園地部分について管理委託契約を結びました。

公園は子供からお年寄りまで様々な年代の方が利用するものですが、その全ての人達に合わせた設備をするには多額の資金が必要です。そこで、子供にテーマを絞ることにしました。子供の笑顔は父母に祖父母、全ての年代の笑顔を引き出します。そのようなことから公園とNPO法人の名称「桂公園こどもランド」は、子供たちがテーマパークのような非日常を楽しんでもらえるような公園を作って、子供を笑顔にしたいという思いを込めています。

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過去記事一覧
40 3公園でキャンプ まちづくりとして活用
39 科学を通じて地域の人々と研究者をつなげる
38 北海道の公園で「やってみたい!」を実現(恵庭ふるさと公園:恵庭市)
37 土器づくりを通じて縄文文化を学ぶ(三ツ池公園:川崎市)
36 公園を地域住民の手で心地よい場所に変えていく(熊野公園:東村山市)
35 次世代のために故郷の自然環境を守り、伝えていく(亀山里山公園「みちくさ」:亀山市)
34 公園は楽しい学びの場!「サバイバルピクニック」、「地域住民による公園づくり」(都立野川公園:東京都)
33 外遊びの楽しさを伝えていく(柏崎・夢の森公園:柏崎市)
32 筑豊の自然を楽しむ会(健康の森公園 他:飯塚市)
31 自然を愛する仲間との森づくりボランティア(びわこ地球市民の森:守山市)
30 野外人形劇で、公園に広がった笑い声(水前寺江津湖公園:熊本市)
29 公園での新たな遊び「珍樹探し」(国営昭和記念公園:立川市)
28 子供たちの居場所で、寄り添い、見守り続ける(柳島公園:富士市)
27 市民とともに育て続ける公園を目指して(安満遺跡公園:高槻市)
26 砂場から広がった子供たちの笑顔(福島市内 他:福島市)
25 造園業者と子供たちがつくる 公園でのコミュニティ(京坪川河川公園(オレンジパーク):舟橋村)
24 子供と子育て世代の目線で再生されたゴーカートのある公園(桂公園:十日町市)
23 市民による、市民のための花火大会(伊勢原市総合運動公園:伊勢原市)
22 かかしで地域を活性化 海外も注目する山里(かかしの里:三好市)
21 市民の手によって「つくり続ける公園」(みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園):神戸市)
20 下町に残る、手つかずの自然を守り、育てる(尾久の原公園:荒川区)
19 絵本、ケルナー広場を通して、子供たちの成長を見守る(ケルナー広場:高崎市)
18 生かされていることを実感 自然と一体になれるサップヨガ(国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザ:稲沢市)
17 震災後、市民の手によって再生された西公園(西公園:仙台市)
16 住民の心をつないだ3万個のキャンドル(大栗川公園:八王子市)
15 市民がつくり、見守る広場(朝霞の森:朝霞市)
14 満月BARで公園の非日常を楽しむ(西川緑道公園:北区)
13 わらアートで、地域に笑顔と一体感を(上堰潟公園:西蒲区)
12 再生物語を支えるボランティア組織「MEG」(七ツ洞公園:水戸市)
11 公園が図書館に変わる「敷島。本の森」(敷島公園:前橋市)
10 公園に地域の人が集う「はじっこまつり」(和田公園:杉並区和田)
09 トンボの魅力を子供たちに伝える(西岡公園:札幌市)
08 「朝市」で公園がコミュニケーションの場に(茅ヶ崎公園野球場:茅ヶ崎市)
07 「スポーツ鬼ごっこ」を通じて 子供たちの居場所づくりを実現(しらかた広場:松江市)
06 高齢者、障がい者に公園案内 ボランティア側も癒される(大泉緑地:堺市)
05 仲間と共に成長してきたみはまプレーパーク(みはまプレーパーク:千葉市)
04 地域で子供たちを育成・指導 地元の公園でイルミネーション作り(宇部市ときわ公園:宇部市)
03 公園がアートな空間に生まれ変わる日 あそびの重要性を考える「アートパーク」(松戸中央公園:松戸市)
02 子供たちにワークショップで地域貢献 公園での活動は発見の連続(松戸中央公園:松戸市)
01 自然環境は、利用しながら保全する(国営ひたち海浜公園:ひたちなか市)


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