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他の団体と連携して「里山塾」を実施

地元の椋川をはじめ、県内外の川や池に赴いて調査や保全活動を続けてきましたが、「魚と子ども」の拠点となる活動場所がなかったため、自宅から程近い亀山里山公園「みちくさ」(以下、「里山公園」)を活動拠点にしたいと考えました。

国道1号線沿いにある里山公園(亀山市椿世町)は、もともと水田だった約3.5haの荒廃地を市が買い取り、2004年から池や湿地、散策路などを整備して、2006年5月に開園した自然公園です。開園後は小学校の授業(自然体験)や市主催のイベント(木工体験やクリスマスリースづくりなど)が行われていましたが、市固有の動植物も見られる自然豊かな里山公園を、もっと多くの人に知ってもらい、利用してもらいたいと感じていました。そこで「里山公園からはじまる環境教育とネットワークづくり」という目標を掲げ、私たち市民団体が維持・管理・イベント実施などの公園づくりに関わることはできないか、里山公園を管理する市に相談したところ、協働した取り組みを実施することになりました。

 

同時に、これまで交流を重ねてきた他の市民団体にも里山公園での活動を呼び掛けました。それぞれの団体が得意分野を生かすことになり、池の魚類調査は「魚と子ども」と「東海タナゴ研究会」と「亀山の自然環境を愛する会」、花や樹木などの植物については「亀山の自然に親しむ会」(以下、「親しむ会」)が担当して保全活動を行うことになりました。

 

2009年からはこれらの団体を中心に「里山塾」を企画して、自然観察会やサツマイモ収穫体験、自由研究相談会などのイベントを年に数回実施しました。その後、イベントを継続させ、効果的に進めるためには、教育機関との連携強化と現状把握が必要だと考え、市の協力を得て小・中学校の先生を対象に、アンケート調査「里山公園の活用および学校における体験学習」を行いました。結果161人の貴重な意見が集まり、里山公園での具体的な活用のアイデアが広がりました。

 

さらに、今後も市民団体が中心となって公園づくりに関わることが、里山公園の維持・管理・イベント活動の継続につながると考え、他の団体と共に市と話し合いを重ねた結果、「亀山里山公園みちくさ管理運営協議会」(以下、「協議会」)が2011年に発足しました。

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過去記事一覧
39 科学を通じて地域の人々と研究者をつなげる
38 北海道の公園で「やってみたい!」を実現(恵庭ふるさと公園:恵庭市)
37 土器づくりを通じて縄文文化を学ぶ(三ツ池公園:川崎市)
36 公園を地域住民の手で心地よい場所に変えていく(熊野公園:東村山市)
35 次世代のために故郷の自然環境を守り、伝えていく(亀山里山公園「みちくさ」:亀山市)
34 公園は楽しい学びの場!「サバイバルピクニック」、「地域住民による公園づくり」(都立野川公園:東京都)
33 外遊びの楽しさを伝えていく(柏崎・夢の森公園:柏崎市)
32 筑豊の自然を楽しむ会(健康の森公園 他:飯塚市)
31 自然を愛する仲間との森づくりボランティア(びわこ地球市民の森:守山市)
30 野外人形劇で、公園に広がった笑い声(水前寺江津湖公園:熊本市)
29 公園での新たな遊び「珍樹探し」(国営昭和記念公園:立川市)
28 子供たちの居場所で、寄り添い、見守り続ける(柳島公園:富士市)
27 市民とともに育て続ける公園を目指して(安満遺跡公園:高槻市)
26 砂場から広がった子供たちの笑顔(福島市内 他:福島市)
25 造園業者と子供たちがつくる 公園でのコミュニティ(京坪川河川公園(オレンジパーク):舟橋村)
24 子供と子育て世代の目線で再生されたゴーカートのある公園(桂公園:十日町市)
23 市民による、市民のための花火大会(伊勢原市総合運動公園:伊勢原市)
22 かかしで地域を活性化 海外も注目する山里(かかしの里:三好市)
21 市民の手によって「つくり続ける公園」(みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園):神戸市)
20 下町に残る、手つかずの自然を守り、育てる(尾久の原公園:荒川区)
19 絵本、ケルナー広場を通して、子供たちの成長を見守る(ケルナー広場:高崎市)
18 生かされていることを実感 自然と一体になれるサップヨガ(国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザ:稲沢市)
17 震災後、市民の手によって再生された西公園(西公園:仙台市)
16 住民の心をつないだ3万個のキャンドル(大栗川公園:八王子市)
15 市民がつくり、見守る広場(朝霞の森:朝霞市)
14 満月BARで公園の非日常を楽しむ(西川緑道公園:北区)
13 わらアートで、地域に笑顔と一体感を(上堰潟公園:西蒲区)
12 再生物語を支えるボランティア組織「MEG」(七ツ洞公園:水戸市)
11 公園が図書館に変わる「敷島。本の森」(敷島公園:前橋市)
10 公園に地域の人が集う「はじっこまつり」(和田公園:杉並区和田)
09 トンボの魅力を子供たちに伝える(西岡公園:札幌市)
08 「朝市」で公園がコミュニケーションの場に(茅ヶ崎公園野球場:茅ヶ崎市)
07 「スポーツ鬼ごっこ」を通じて 子供たちの居場所づくりを実現(しらかた広場:松江市)
06 高齢者、障がい者に公園案内 ボランティア側も癒される(大泉緑地:堺市)
05 仲間と共に成長してきたみはまプレーパーク(みはまプレーパーク:千葉市)
04 地域で子供たちを育成・指導 地元の公園でイルミネーション作り(宇部市ときわ公園:宇部市)
03 公園がアートな空間に生まれ変わる日 あそびの重要性を考える「アートパーク」(松戸中央公園:松戸市)
02 子供たちにワークショップで地域貢献 公園での活動は発見の連続(松戸中央公園:松戸市)
01 自然環境は、利用しながら保全する(国営ひたち海浜公園:ひたちなか市)


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