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インターネットで公園づくりの資金集め

水遊び場を作る費用について話し合った際、子供たちから「お金が無いのなら、24時間テレビのように募金をしたい」という声があがりました。子供たちにとっては、募金箱を手に持ち、寄付を呼び掛けるイメージがあったのでしょう。そこで、舟橋村には来ることができない遠くの人からも応援してもらえる方法として、インターネットで出資を募る「クラウドファンディング」を実施することにしました。
募集期間は2017年11月12日から2カ月間。目標額は水遊び場の材料費や施工費用の100万円です。クラウドファンディングのタイトルは、「公園つくるんデス!日本一ちっちゃな村の小学生と造園屋さんの挑戦」で募集を始めました。
当初クラウドファンディングでの募金は、村の広報やクチコミを通じて村内や近隣の地域住民、オレンジパークの利用者などからの支援を想像していましたが、結果的にはネットを通じて全国各地から多くの支援を頂き、公開11日目には目標の100万円を達成し、2カ月間で直接の募金も含め、254万円が集まりました。成功の要因は、「日本一小さな村」による子育ての取り組みが話題を呼び、子供たちが作った公園のコンセプトに、多くの方が共感してくれたことだと思います。クラウドファンディングの取り組みは、全国の方にこのプロジェクトを知っていただく良い機会になりました。
こども公園部長の仕事は、遊具のアイデアやイベントの企画から当日のイベントスタッフまで。そしてメディアの取材対応などの企画と広報も担当しています。「小学生が公園づくりに任命」という話題性から、これまで数多くの新聞とテレビの取材があり、子供たちは記者と名刺交換し、こども公園部長が思い描く理想の公園について語ってくれました。名刺には、「公園に森をつくりたい」「ボルダリングをしたい」など各自、公園でやってみたいことも記載しました。
小2~3年はまだやんちゃ盛りです。男児7人をまとめるのは大変ですが、それぞれ個性や性格を生かした働きをしています。学童保育の先生や親御さんによると、こども公園部長として活動するときは、普段は見せない表情や大人びた一面が見られるようです。ある親御さんからは、「こども公園部長をやらせて良かった」という声が聞けて、とてもうれしく思いました。
水遊び場の整備では、こども公園部長たちも人工芝を斜面に取り付ける作業を手伝いました。事前に決めた作業日には、子供たちの親御さんも手伝いに来てくれました。子供たちは作業のやり方を覚えたら自主的に手伝ってくれました。
2018年4月、完成した水遊び場の「おひろめかい」を開催しました。この日は新たに加わった3人の2代目こども公園部長(3年生:2人、2年生:1人)の任命式も行いました。初代、2代目共にこども公園部長は、遊具の破損を見つけるとすぐに報告したり、自分達でできるメンテナンスまでしてくれる頼もしい仲間です。

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過去記事一覧
40 3公園でキャンプ まちづくりとして活用
39 科学を通じて地域の人々と研究者をつなげる
38 北海道の公園で「やってみたい!」を実現(恵庭ふるさと公園:恵庭市)
37 土器づくりを通じて縄文文化を学ぶ(三ツ池公園:川崎市)
36 公園を地域住民の手で心地よい場所に変えていく(熊野公園:東村山市)
35 次世代のために故郷の自然環境を守り、伝えていく(亀山里山公園「みちくさ」:亀山市)
34 公園は楽しい学びの場!「サバイバルピクニック」、「地域住民による公園づくり」(都立野川公園:東京都)
33 外遊びの楽しさを伝えていく(柏崎・夢の森公園:柏崎市)
32 筑豊の自然を楽しむ会(健康の森公園 他:飯塚市)
31 自然を愛する仲間との森づくりボランティア(びわこ地球市民の森:守山市)
30 野外人形劇で、公園に広がった笑い声(水前寺江津湖公園:熊本市)
29 公園での新たな遊び「珍樹探し」(国営昭和記念公園:立川市)
28 子供たちの居場所で、寄り添い、見守り続ける(柳島公園:富士市)
27 市民とともに育て続ける公園を目指して(安満遺跡公園:高槻市)
26 砂場から広がった子供たちの笑顔(福島市内 他:福島市)
25 造園業者と子供たちがつくる 公園でのコミュニティ(京坪川河川公園(オレンジパーク):舟橋村)
24 子供と子育て世代の目線で再生されたゴーカートのある公園(桂公園:十日町市)
23 市民による、市民のための花火大会(伊勢原市総合運動公園:伊勢原市)
22 かかしで地域を活性化 海外も注目する山里(かかしの里:三好市)
21 市民の手によって「つくり続ける公園」(みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園):神戸市)
20 下町に残る、手つかずの自然を守り、育てる(尾久の原公園:荒川区)
19 絵本、ケルナー広場を通して、子供たちの成長を見守る(ケルナー広場:高崎市)
18 生かされていることを実感 自然と一体になれるサップヨガ(国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザ:稲沢市)
17 震災後、市民の手によって再生された西公園(西公園:仙台市)
16 住民の心をつないだ3万個のキャンドル(大栗川公園:八王子市)
15 市民がつくり、見守る広場(朝霞の森:朝霞市)
14 満月BARで公園の非日常を楽しむ(西川緑道公園:北区)
13 わらアートで、地域に笑顔と一体感を(上堰潟公園:西蒲区)
12 再生物語を支えるボランティア組織「MEG」(七ツ洞公園:水戸市)
11 公園が図書館に変わる「敷島。本の森」(敷島公園:前橋市)
10 公園に地域の人が集う「はじっこまつり」(和田公園:杉並区和田)
09 トンボの魅力を子供たちに伝える(西岡公園:札幌市)
08 「朝市」で公園がコミュニケーションの場に(茅ヶ崎公園野球場:茅ヶ崎市)
07 「スポーツ鬼ごっこ」を通じて 子供たちの居場所づくりを実現(しらかた広場:松江市)
06 高齢者、障がい者に公園案内 ボランティア側も癒される(大泉緑地:堺市)
05 仲間と共に成長してきたみはまプレーパーク(みはまプレーパーク:千葉市)
04 地域で子供たちを育成・指導 地元の公園でイルミネーション作り(宇部市ときわ公園:宇部市)
03 公園がアートな空間に生まれ変わる日 あそびの重要性を考える「アートパーク」(松戸中央公園:松戸市)
02 子供たちにワークショップで地域貢献 公園での活動は発見の連続(松戸中央公園:松戸市)
01 自然環境は、利用しながら保全する(国営ひたち海浜公園:ひたちなか市)


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