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おしゃれにこだわった「満月BAR」

どうせ取り組むのなら、西川緑道公園の自然豊かで水辺の景観を生かしたおしゃれで本格的なBARにしたいと考えました。立食形式のテーブルは、当初お金のかからないビールケース案がありましたが、雰囲気のある木製のテーブルを作成しました。飲食店で働いた経験は、学生時代のマクドナルドでのアルバイトのみでした。ワインやカクテルの基礎知識は、時間をみつけて独学で学び、実践は「満月BAR」でも出店協力してもらうことになる「バーコントワール」(北区磨屋町)で研修を受けました。園田浩也店長からは、接客マナーと店舗の空間づくりなどを教えてもらいました。それ以降「バーコントワール」には、学生スタッフの研修もお願いしています。

「満月BAR」のコンセプトはおしゃれで良質なBAR。良いBARには素敵なお客さんがおしゃれをして来てくれる。そして我々スタッフが最高のおもてなしをする。そんなイメージを描きました。野外であっても重厚なBARであるという設定で、チケットは5,000円にしました(2016年から2,500円に変更。使用しなかったチケットは、イベント当日に限り、西川界隈の「満月BAR」協力店舗で金券として使用できる)。

スタッフはラサのメンバーを中心に地元の大学生が集まりました。開催告知はプレスリリースを作成し、ラサと他の団体とともに記者発表も行いました。

2012年6月、満月の土曜日の夜に記念すべき1回目の「満月BAR」はオープンしました。当初、私たちは20~30代の若い女性客を対象としていましたが、最初に訪れたお客様は、50~60歳代の中高年の女性たちでした。山陽新聞にイベント告知が掲載されたので、新聞読者世代が来てくれたのだと思います。初回は約200人のお客様が来てくれて、大きな手応えを感じました。

「満月BAR」は午前11時から準備を始めます。営業時間は17:00~21:00。お酒はドリンクブースを作り、西川エリアのワインショップ「プレヴナン」、「バーコントワール」、和酒BAR「岩月」の3店舗から一人ずつプロが参加してくれて、ワイン、カクテル、日本酒、ビールを提供。BGMはジャズを中心とした洋楽がスピーカーから流れ、年に数回は岡山県内の音楽家によるライブ演奏(ジャズやボサノヴァなど)もあります。もちろんミュージシャンもボランティアでの出演です。

料理は協力してくれる5店舗(イタリアン、スペインバル、シーフード、居酒屋)のメニューを揃え、注文を受けたら、各店舗に電話で注文します。出来上がるとお店の人がお店で提供するのと同じように食器に盛り付けて持ってきてくれます。一夜で約500人が来店しますので、スタッフはお客さんのご案内や食器の上げ下げなどに大忙しですが、皆、笑顔を絶やさず活動しています。

「満月BAR」は立食スタイルです。当初はすぐにお客さんが移動すると想定していたのですが、川沿いのロケーションが気持ちをリラックスさせるのか長く席に留まれるお客さんが多いため、予め1時間から1.5時間のご利用をお願いしています。

21時に営業終了後、会場の片づけと掃除を終え、夜11時頃からスタッフと打ち上げをして解散します。

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過去記事一覧
39 科学を通じて地域の人々と研究者をつなげる
38 北海道の公園で「やってみたい!」を実現(恵庭ふるさと公園:恵庭市)
37 土器づくりを通じて縄文文化を学ぶ(三ツ池公園:川崎市)
36 公園を地域住民の手で心地よい場所に変えていく(熊野公園:東村山市)
35 次世代のために故郷の自然環境を守り、伝えていく(亀山里山公園「みちくさ」:亀山市)
34 公園は楽しい学びの場!「サバイバルピクニック」、「地域住民による公園づくり」(都立野川公園:東京都)
33 外遊びの楽しさを伝えていく(柏崎・夢の森公園:柏崎市)
32 筑豊の自然を楽しむ会(健康の森公園 他:飯塚市)
31 自然を愛する仲間との森づくりボランティア(びわこ地球市民の森:守山市)
30 野外人形劇で、公園に広がった笑い声(水前寺江津湖公園:熊本市)
29 公園での新たな遊び「珍樹探し」(国営昭和記念公園:立川市)
28 子供たちの居場所で、寄り添い、見守り続ける(柳島公園:富士市)
27 市民とともに育て続ける公園を目指して(安満遺跡公園:高槻市)
26 砂場から広がった子供たちの笑顔(福島市内 他:福島市)
25 造園業者と子供たちがつくる 公園でのコミュニティ(京坪川河川公園(オレンジパーク):舟橋村)
24 子供と子育て世代の目線で再生されたゴーカートのある公園(桂公園:十日町市)
23 市民による、市民のための花火大会(伊勢原市総合運動公園:伊勢原市)
22 かかしで地域を活性化 海外も注目する山里(かかしの里:三好市)
21 市民の手によって「つくり続ける公園」(みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園):神戸市)
20 下町に残る、手つかずの自然を守り、育てる(尾久の原公園:荒川区)
19 絵本、ケルナー広場を通して、子供たちの成長を見守る(ケルナー広場:高崎市)
18 生かされていることを実感 自然と一体になれるサップヨガ(国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザ:稲沢市)
17 震災後、市民の手によって再生された西公園(西公園:仙台市)
16 住民の心をつないだ3万個のキャンドル(大栗川公園:八王子市)
15 市民がつくり、見守る広場(朝霞の森:朝霞市)
14 満月BARで公園の非日常を楽しむ(西川緑道公園:北区)
13 わらアートで、地域に笑顔と一体感を(上堰潟公園:西蒲区)
12 再生物語を支えるボランティア組織「MEG」(七ツ洞公園:水戸市)
11 公園が図書館に変わる「敷島。本の森」(敷島公園:前橋市)
10 公園に地域の人が集う「はじっこまつり」(和田公園:杉並区和田)
09 トンボの魅力を子供たちに伝える(西岡公園:札幌市)
08 「朝市」で公園がコミュニケーションの場に(茅ヶ崎公園野球場:茅ヶ崎市)
07 「スポーツ鬼ごっこ」を通じて 子供たちの居場所づくりを実現(しらかた広場:松江市)
06 高齢者、障がい者に公園案内 ボランティア側も癒される(大泉緑地:堺市)
05 仲間と共に成長してきたみはまプレーパーク(みはまプレーパーク:千葉市)
04 地域で子供たちを育成・指導 地元の公園でイルミネーション作り(宇部市ときわ公園:宇部市)
03 公園がアートな空間に生まれ変わる日 あそびの重要性を考える「アートパーク」(松戸中央公園:松戸市)
02 子供たちにワークショップで地域貢献 公園での活動は発見の連続(松戸中央公園:松戸市)
01 自然環境は、利用しながら保全する(国営ひたち海浜公園:ひたちなか市)


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