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講師陣は多彩な研究者

千葉県柏市の「柏の葉」地域は、大学や研究所、ベンチャー企業などが集結した地域です。

 

「柏の葉サイエンスエデュケーションラボ」(以下、KSELケーセル)は、科学コミュニケーション活動で地域交流を活性化することを目指し、柏の葉地域を中心に活動をはじめた市民団体です。私が東京大学柏キャンパスの大学院生だった2010年6月、同大学院生らを中心に設立しました。

現在、大学院生や研究者を中心に、10代の高校生から主婦や会社員を含む60代までの約30人(男女比率はほぼ半々)が所属しています。

KSELのメンバーの専門分野は、惑星科学、大気化学、天文学、生物学、物理学、環境学…など多様で、イベントや講座の講師を務めています。設立当初は、つくばエクスプレス線柏の葉キャンパス駅周辺でイベントや講座を開催して、地域の人たちに科学の不思議や面白さを伝えつつ、交流を生み出す活動に取り組んできました。イベントの対象は子供から大人までですが、科学に関心がない大人、特にこれから結婚して家庭をもつ若い女性にこそ科学的な見方をできるマインドを広めたいと、化粧品や料理をテーマに、科学のエッセンスを散りばめたイベントも開催しました。

 

イベントの開催場所は主に駅前のイベントスペースや公共施設の会議室を借りていましたが、自然科学の原点は、自然現象や自然の多様性の起源と進化を探ることであるとの考えから、活動場所を野外に広げ、小学3年生から中学生までを対象とした自然体験活動「理科の修学旅行」を2013年からスタートしました。これまで、「糞化石採取ツアーin野島崎」(南房総市)、「天からの手紙を読み解こうin苗場」、「海にかかる科学の架け橋~海と日本プロジェクト」(大房岬自然公園)などを開催してきました。プログラム内容や宿泊場所の規模にもよりますが、定員は20人から60人で募集しました。随行するスタッフは、講師であるKSELのメンバーのほかに、子供の居場所づくりなどに取り組むサークルの大学生や協力してくださる社会人もボランティアスタッフとして参加します。宿泊先やバスの手配、安全管理の徹底など、泊りがけならではの苦労はありますが、近年は毎回、定員に対して2倍から5倍の申し込みがある人気のプログラムです。

 

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過去記事一覧
39 科学を通じて地域の人々と研究者をつなげる
38 北海道の公園で「やってみたい!」を実現(恵庭ふるさと公園:恵庭市)
37 土器づくりを通じて縄文文化を学ぶ(三ツ池公園:川崎市)
36 公園を地域住民の手で心地よい場所に変えていく(熊野公園:東村山市)
35 次世代のために故郷の自然環境を守り、伝えていく(亀山里山公園「みちくさ」:亀山市)
34 公園は楽しい学びの場!「サバイバルピクニック」、「地域住民による公園づくり」(都立野川公園:東京都)
33 外遊びの楽しさを伝えていく(柏崎・夢の森公園:柏崎市)
32 筑豊の自然を楽しむ会(健康の森公園 他:飯塚市)
31 自然を愛する仲間との森づくりボランティア(びわこ地球市民の森:守山市)
30 野外人形劇で、公園に広がった笑い声(水前寺江津湖公園:熊本市)
29 公園での新たな遊び「珍樹探し」(国営昭和記念公園:立川市)
28 子供たちの居場所で、寄り添い、見守り続ける(柳島公園:富士市)
27 市民とともに育て続ける公園を目指して(安満遺跡公園:高槻市)
26 砂場から広がった子供たちの笑顔(福島市内 他:福島市)
25 造園業者と子供たちがつくる 公園でのコミュニティ(京坪川河川公園(オレンジパーク):舟橋村)
24 子供と子育て世代の目線で再生されたゴーカートのある公園(桂公園:十日町市)
23 市民による、市民のための花火大会(伊勢原市総合運動公園:伊勢原市)
22 かかしで地域を活性化 海外も注目する山里(かかしの里:三好市)
21 市民の手によって「つくり続ける公園」(みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園):神戸市)
20 下町に残る、手つかずの自然を守り、育てる(尾久の原公園:荒川区)
19 絵本、ケルナー広場を通して、子供たちの成長を見守る(ケルナー広場:高崎市)
18 生かされていることを実感 自然と一体になれるサップヨガ(国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザ:稲沢市)
17 震災後、市民の手によって再生された西公園(西公園:仙台市)
16 住民の心をつないだ3万個のキャンドル(大栗川公園:八王子市)
15 市民がつくり、見守る広場(朝霞の森:朝霞市)
14 満月BARで公園の非日常を楽しむ(西川緑道公園:北区)
13 わらアートで、地域に笑顔と一体感を(上堰潟公園:西蒲区)
12 再生物語を支えるボランティア組織「MEG」(七ツ洞公園:水戸市)
11 公園が図書館に変わる「敷島。本の森」(敷島公園:前橋市)
10 公園に地域の人が集う「はじっこまつり」(和田公園:杉並区和田)
09 トンボの魅力を子供たちに伝える(西岡公園:札幌市)
08 「朝市」で公園がコミュニケーションの場に(茅ヶ崎公園野球場:茅ヶ崎市)
07 「スポーツ鬼ごっこ」を通じて 子供たちの居場所づくりを実現(しらかた広場:松江市)
06 高齢者、障がい者に公園案内 ボランティア側も癒される(大泉緑地:堺市)
05 仲間と共に成長してきたみはまプレーパーク(みはまプレーパーク:千葉市)
04 地域で子供たちを育成・指導 地元の公園でイルミネーション作り(宇部市ときわ公園:宇部市)
03 公園がアートな空間に生まれ変わる日 あそびの重要性を考える「アートパーク」(松戸中央公園:松戸市)
02 子供たちにワークショップで地域貢献 公園での活動は発見の連続(松戸中央公園:松戸市)
01 自然環境は、利用しながら保全する(国営ひたち海浜公園:ひたちなか市)


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