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真夏の「水鉄砲大合戦」が大人気イベントに

「ボラの会」の活動を始める10年以上前に、私は長男、長女と、「江戸とうきょうたてもの園(都立小金井公園内)」で開催していた「風雲えどまる城!夏の陣」という水鉄砲大会に参加しました。子供も大人もとても楽しんでいたので「いつか東村山でもやりたい!」と思っていました。「ボラの会」の活動をはじめたので、「それなら熊野公園で開催しよう!」と、たてもの園のイベントの主催者に話を聞きに行き、熊野公園で実施する計画を立て、「新発見!ぼくらの遊び場」熊野公園再生事業として助成金を申請。見事獲得!念願かなって開催することになりました。

 

「水鉄砲大合戦」と名付け、第1回は2012年9月16日、2回目以降は8月の日曜日に開催し、2019年で8回目の開催となりました。毎回、開催告知は、近隣4つの小学校にチラシを配布、「ボラの会」手づくりの公園の掲示板や、SNSなどを利用しています。

事前申し込みは行わず、当日、公園に隣接する熊野神社の社務所を借りて受付を行っています。4つのチームに分かれて対戦するため、受付では小学生は学年ごとに並んでもらい、大人も合わせバランスよく振り分けます。あえて友達同士でもチームを分け、学区域や学年なども関係なく遊ぶことを大切にしています。またできるだけ親子も別々のチームに入ってもらいます。今は、学区外や違学年の子供と遊ぶことが少なくなっているため、保護者や友達と離れて不安になる子供もいるので、子ども実行委員のメンバーや参加した高学年の子供たちにサポートしてもらうようにしています。子供たちの思いやりの心を育みたいという想いもあるからです。そして子供たちのサポートを大人たちが見守っています。

対象年齢は小学生以上で先着200人、参加費は一人200円。安全のために運動靴で来ることが条件です。水鉄砲は貸し出し用に100個用意していましたが、回を重ねるごとに子供も大人もお気に入りのMy水鉄砲を持参するようになりました。ルールは、園内を2つの陣地に分け、金魚すくいで使われる「ポイ」を身に付けた参加者が、赤、青、白、黒の4つのチームに分かれ、それぞれの色のはちまきを付けて1チーム同士が総当たりで戦い優勝を目指します。1チームの競技参加者は20~30人くらい。それに会のメンバーとボランティアスタッフが加わります。

「水鉄砲大合戦」の優勝旗も原副代表が作成した

「水鉄砲大合戦」の優勝旗も原副代表が作成した

 

自分のポイが相手の水鉄砲の攻撃で破られたら競技フィールドから外れます。大将が身に付けた3つのポイを破るか、各陣地にある大型のポイを破れば勝負が決まります。これで勝敗が決まらないときは、フィールドに残った人数で決めます。

競技で使用する「ポイ」はなるべくごみを出さないように使い捨てではなく、試合が終わるごとに敗れたものを集め、紙の貼り替えをしています。大変な裏方作業ですが、公園の整備活動をしている「ボラの会」の年配者や地域の方が中心となってやってくれます。

常連の参加者は立派なMy水鉄砲を持って参戦する

常連の参加者は立派なMy水鉄砲を持って参戦する

また当日は会の目的に賛同し、たくさんのイベントをサポートしてくれるボランティア、近隣高校の学生などのお手伝いもあり、大勢の方のおかげで安全に楽しく開催することができています。

開会式では「正々堂々と戦えるか」「小さな子を守れるか」というMCからの呼びかけに参加者全員の「お~!!」という大きな声でスタートします。「水鉄砲大合戦」はこれまで8回開催しましたが、毎年約100人以上の参加者に「ボラの会」のメンバーとボランティアを合わせて計約140人が集まる真夏の大イベントとして定着しました。

 

 

開催の前月には公園のフィールド整備を目的に「草刈り&ミニゲーム」を行っています。子供たちには楽しいだけでなく、自分たちで遊ぶ場所を自分たちの手できれいにすることの大切さ伝えたいと思っています。また2回目からは安全を考慮して本番の「水鉄砲大合戦」では小学生以上を対象としたため、こちらでは就学前の子供たちが保護者と参加して、楽しく遊ぶ機会にもなっています。「大きくなったら本番の水鉄砲大合戦に参加したい!」という憧れを持って遊びに来てくれます。

 

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過去記事一覧
36 公園を地域住民の手で心地よい場所に変えていく
35 次世代のために故郷の自然環境を守り、伝えていく
34 公園は楽しい学びの場!「サバイバルピクニック」、「地域住民による公園づくり」
33 外遊びの楽しさを伝えていく
32 筑豊の自然を楽しむ会
31 自然を愛する仲間との森づくりボランティア
30 野外人形劇で、公園に広がった笑い声
29 公園での新たな遊び「珍樹探し」
28 子供たちの居場所で、寄り添い、見守り続ける
27 市民とともに育て続ける公園を目指して
26 砂場から広がった子供たちの笑顔
25 造園業者と子供たちがつくる 公園でのコミュニティ
24 子供と子育て世代の目線で再生されたゴーカートのある公園
23 市民による、市民のための花火大会
22 かかしで地域を活性化 海外も注目する山里
21 市民の手によって「つくり続ける公園」
20 下町に残る、手つかずの自然を守り、育てる
19 絵本、ケルナー広場を通して、子供たちの成長を見守る
18 生かされていることを実感 自然と一体になれるサップヨガ
17 震災後、市民の手によって再生された西公園
16 住民の心をつないだ3万個のキャンドル
15 市民がつくり、見守る広場
14 満月BARで公園の非日常を楽しむ
13 わらアートで、地域に笑顔と一体感を
12 再生物語を支えるボランティア組織「MEG」
11 公園が図書館に変わる「敷島。本の森」
10 公園に地域の人が集う「はじっこまつり」
09 トンボの魅力を子供たちに伝える
08 「朝市」で公園がコミュニケーションの場に
07 「スポーツ鬼ごっこ」を通じて 子供たちの居場所づくりを実現
06 高齢者、障がい者に公園案内 ボランティア側も癒される
05 仲間と共に成長してきたみはまプレーパーク
04 地域で子供たちを育成・指導 地元の公園でイルミネーション作り
03 公園がアートな空間に生まれ変わる日 あそびの重要性を考える「アートパーク」
02 子供たちにワークショップで地域貢献 公園での活動は発見の連続
01 自然環境は、利用しながら保全する


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