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幼なじみの2人ではじめた水辺の保全活動

幼なじみの峯和也さんとは、子供の頃、毎日椋川で遊んだ仲です。共に大学から初めて県外に出たことで、改めて故郷・亀山の自然の魅力に気付きました。2人ともずっと地元にいたら、気づかないままだったかも知れません。私たちは地元で会うたびに、「子供の頃のようにたくさんの魚がいた水辺の環境を守り、子供たちに伝えていきたい」「大学で学んだことを地元に生かせないだろうか」と熱く語り合うようになりました。そして私が大学院生、峯さんが大学生だった2008年に、“魚が棲める水環境を保全し、次世代に伝えていくこと”を目的に「魚と子どものネットワーク」(以下、「魚と子ども」)を設立しました。

 

活動内容は、主に市内を中心とした水辺の保全活動と子供たちへの環境教育、そして大学時代に学んだ、自然保護活動における行政や市民、団体や研究機関などの人と人をつなぐコーディネーター役を果たすことです。その後私と峯さんの呼びかけに、魚や自然保護活動に興味がある学生を中心とする若者が徐々に入会してくれました。

 

設立当初は他の市民団体の手伝いをしながら現状を把握することから始めました。特にお世話になったのは、「亀山の自然環境を愛する会」(以下、「愛する会」)と「水辺づくりの会 鈴鹿川のうお座」(以下、「うお座」)です。「愛する会」は、定年退職後の時間を生かし、小学生を対象に魚に関する教育活動を行い、「うお座」は、自治体職員を中心としたメンバーが、ため池の在来種保護を目的に外来種の駆除活動を行っていました。私と峯さんは、両会それぞれに「魚と子ども」を立ち上げた思いを伝え、活動に参加させてもらいながら、市民団体が活動するためのポイントについて、さまざまなアドバイスをもらいました。2団体とも人手が限られていたということもあり、若手中心の「魚と子ども」は一定の戦力となり、徐々に頼りにされるようになりました。若さと体力には自信がありましたが、行政や学校との連絡や交渉については経験が浅い部分もあったため、中学時代の担任で当時は母校の教頭であった須川幸弘先生に顧問として参加してもらいました。須川先生は理科の教諭で、中学時代は釣りを教えてくれた思い出もあり、私と峯さんにとっては良き理解者です。

 

「魚と子ども」は他の市民団体の活動に参加する一方で、メンバーらと水辺の調査や研究を行い、小学校と連携したホタル探しや科学の祭典での活動発表、環境フェスの参加、三重県の子ども地球温暖化防止会議で子供たちの発表のコーディネーター役など、さまざまな活動に取り組みました。

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過去記事一覧
36 公園を地域住民の手で心地よい場所に変えていく
35 次世代のために故郷の自然環境を守り、伝えていく
34 公園は楽しい学びの場!「サバイバルピクニック」、「地域住民による公園づくり」
33 外遊びの楽しさを伝えていく
32 筑豊の自然を楽しむ会
31 自然を愛する仲間との森づくりボランティア
30 野外人形劇で、公園に広がった笑い声
29 公園での新たな遊び「珍樹探し」
28 子供たちの居場所で、寄り添い、見守り続ける
27 市民とともに育て続ける公園を目指して
26 砂場から広がった子供たちの笑顔
25 造園業者と子供たちがつくる 公園でのコミュニティ
24 子供と子育て世代の目線で再生されたゴーカートのある公園
23 市民による、市民のための花火大会
22 かかしで地域を活性化 海外も注目する山里
21 市民の手によって「つくり続ける公園」
20 下町に残る、手つかずの自然を守り、育てる
19 絵本、ケルナー広場を通して、子供たちの成長を見守る
18 生かされていることを実感 自然と一体になれるサップヨガ
17 震災後、市民の手によって再生された西公園
16 住民の心をつないだ3万個のキャンドル
15 市民がつくり、見守る広場
14 満月BARで公園の非日常を楽しむ
13 わらアートで、地域に笑顔と一体感を
12 再生物語を支えるボランティア組織「MEG」
11 公園が図書館に変わる「敷島。本の森」
10 公園に地域の人が集う「はじっこまつり」
09 トンボの魅力を子供たちに伝える
08 「朝市」で公園がコミュニケーションの場に
07 「スポーツ鬼ごっこ」を通じて 子供たちの居場所づくりを実現
06 高齢者、障がい者に公園案内 ボランティア側も癒される
05 仲間と共に成長してきたみはまプレーパーク
04 地域で子供たちを育成・指導 地元の公園でイルミネーション作り
03 公園がアートな空間に生まれ変わる日 あそびの重要性を考える「アートパーク」
02 子供たちにワークショップで地域貢献 公園での活動は発見の連続
01 自然環境は、利用しながら保全する


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