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傘を差して歩ける間隔に樹を間引く

現在、年間を通して活動するサポーターはレイカ大卒業生と在学生、市民グループを含む14団体が活動しています。活動日や担当地などは「市民の森」のスタッフが調整します。主な活動内容は、間伐、枝切り、除草など。道具や軍手は「市民の森」が用意してくれるので手ぶらで参加できます。剪定枝はそのまま堆積することもありますが、間伐材をクラフトの材料にしたり、シイタケのほだ木にすることもあります。

 

 

活動日は月に1回(8月と1月はお休み)、午前9時半から12時まで。活動は「市民の森」スタッフ(1人)と共に、安全を第一に行動します。雨天の場合は、森づくりセンター内で道具の手入れや勉強会を行います。

 

 

細長い敷地の「市民の森」は、「出会い」「里の森」「ふれあい」「つどい」「ふるさと」の5つのゾーンに分かれていて、ゾーンごとに整備・開園してきました。「ふくの会」は、2001年一番最初に植樹した「つどいのゾーン」の一部を担当しています。「ふくの会」が担当している面積は、約1,000平方メートルです。

 

活動日はスタッフから簡単な指示を受け、会員同士で声をかけながら伐採や下枝を切る作業をします。植樹の際に密に植えた樹木は豊かな森にするために、大きくなるにつれて定期的に間伐することが必要不可欠です。大きくなった樹木の樹種やその状態、周りの樹木との兼ね合いを考えながら、手を入れていきます。間引く樹木はスタッフがあらかじめ印をつけてくれますが、私たちも森の様子を観察しながら作業を行います。最終的な森の姿としては、傘を差して歩ける間隔を意識して伐採しています。道具は安全を考慮してチェーンソーではなく、のこぎりを使います。女性会員も休みを入れながら慣れた手つきでのこぎりを使って木を伐採します。「木は切れないけど、息が切れる!」など、皆で冗談を言いながら楽しく活動しています。

 

 

月1回の活動とは別に、「市民の森」が主催する「サポーター活動」(年4回)があります。3回は登録している他のサポーターらと共に全体の植樹地の手入れや自然学習、シイタケの菌打ちなどを行います。そしてもう一つは毎年春に開催されるイベント「森のつどい」です。子供から大人まで毎年3,000人以上が来園する最大のイベントでは、間伐材を利用したクラフト作りや植物観察など、森の魅力が伝わるような企画を考えワークショップなどを開いています。今年(2019年)の「森のつどい」では、私たち「ふくの会」はコケ玉つくりや、コケを楽しむ寄せ植えづくりを行い、大盛況でした。

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過去記事一覧
45 手ごわい放置竹林から広がる可能性と人のつながり
44 公園で行う表現活動は「誰かを力づけている」(せりがや冒険遊び場:東京都町田市)
43 市民団体の力で「やりたいこと」を実現(あぐりの丘:長崎県長崎市)
42 自然の中での主体的な遊びが、学びと成長につながる(山田緑地:福岡県北九州市)
41 次世代に、そして子供たちへ、遊び場づくりのバトンをつなげたい(徳島県阿波市阿波町)
40 3公園でキャンプ まちづくりとして活用(小山総合公園、生井桜づつみ公園、城山公園:栃木県小山市)
39 科学を通じて地域の人々と研究者をつなげる(千葉県柏市)
38 北海道の公園で「やってみたい!」を実現(恵庭ふるさと公園:恵庭市)
37 土器づくりを通じて縄文文化を学ぶ(三ツ池公園:川崎市)
36 公園を地域住民の手で心地よい場所に変えていく(熊野公園:東村山市)
35 次世代のために故郷の自然環境を守り、伝えていく(亀山里山公園「みちくさ」:亀山市)
34 公園は楽しい学びの場!「サバイバルピクニック」、「地域住民による公園づくり」(都立野川公園:東京都)
33 外遊びの楽しさを伝えていく(柏崎・夢の森公園:柏崎市)
32 筑豊の自然を楽しむ会(健康の森公園 他:飯塚市)
31 自然を愛する仲間との森づくりボランティア(びわこ地球市民の森:守山市)
30 野外人形劇で、公園に広がった笑い声(水前寺江津湖公園:熊本市)
29 公園での新たな遊び「珍樹探し」(国営昭和記念公園:立川市)
28 子供たちの居場所で、寄り添い、見守り続ける(柳島公園:富士市)
27 市民とともに育て続ける公園を目指して(安満遺跡公園:高槻市)
26 砂場から広がった子供たちの笑顔(福島市内 他:福島市)
25 造園業者と子供たちがつくる 公園でのコミュニティ(京坪川河川公園(オレンジパーク):舟橋村)
24 子供と子育て世代の目線で再生されたゴーカートのある公園(桂公園:十日町市)
23 市民による、市民のための花火大会(伊勢原市総合運動公園:伊勢原市)
22 かかしで地域を活性化 海外も注目する山里(かかしの里:三好市)
21 市民の手によって「つくり続ける公園」(みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園):神戸市)
20 下町に残る、手つかずの自然を守り、育てる(尾久の原公園:荒川区)
19 絵本、ケルナー広場を通して、子供たちの成長を見守る(ケルナー広場:高崎市)
18 生かされていることを実感 自然と一体になれるサップヨガ(国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザ:稲沢市)
17 震災後、市民の手によって再生された西公園(西公園:仙台市)
16 住民の心をつないだ3万個のキャンドル(大栗川公園:八王子市)
15 市民がつくり、見守る広場(朝霞の森:朝霞市)
14 満月BARで公園の非日常を楽しむ(西川緑道公園:北区)
13 わらアートで、地域に笑顔と一体感を(上堰潟公園:西蒲区)
12 再生物語を支えるボランティア組織「MEG」(七ツ洞公園:水戸市)
11 公園が図書館に変わる「敷島。本の森」(敷島公園:前橋市)
10 公園に地域の人が集う「はじっこまつり」(和田公園:杉並区和田)
09 トンボの魅力を子供たちに伝える(西岡公園:札幌市)
08 「朝市」で公園がコミュニケーションの場に(茅ヶ崎公園野球場:茅ヶ崎市)
07 「スポーツ鬼ごっこ」を通じて 子供たちの居場所づくりを実現(しらかた広場:松江市)
06 高齢者、障がい者に公園案内 ボランティア側も癒される(大泉緑地:堺市)
05 仲間と共に成長してきたみはまプレーパーク(みはまプレーパーク:千葉市)
04 地域で子供たちを育成・指導 地元の公園でイルミネーション作り(宇部市ときわ公園:宇部市)
03 公園がアートな空間に生まれ変わる日 あそびの重要性を考える「アートパーク」(松戸中央公園:松戸市)
02 子供たちにワークショップで地域貢献 公園での活動は発見の連続(松戸中央公園:松戸市)
01 自然環境は、利用しながら保全する(国営ひたち海浜公園:ひたちなか市)


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