ランドスケープデザインを追究する
- 風景にさわる ランドスケープデザインの思考法
- 著者:
- 長谷川 浩己
- 出版社:
- 丸善出版
- 発行年:
- 2017年9月 価格:2,600円(税別)
- カテゴリ:
- ランドスケープデザイン、建築学、
まちづくり
ランドスケープデザインとは何か、どんな視点で、どういったプロセスで考えるもののか?
本書は、これまでに数多くのランドスケープデザインを手掛けてきた著者の洗練された独自の思考をスケッチやイラスト、図面とともに紹介しています。
著者は、ランドスケープデザインを「風景を構成する膨大な他者たちとの関係を模索するデザイン」と捉えています。風景とは、ただの概念ではなく確実にそこにあり、対象としなければその存在を認識することができないものです。その風景を構築する関係性とは、他者とのつながりであるが、他者とは人だけでなく動植物や自然がお互いに与える影響を指し、常に変動し完結することのない空間が風景であり、それに気づくことがランドスケープデザインの第一歩なのです。
このような哲学的な観点からランドスケープデザインを捉えて、思考を細分化し自分の納得のいく答えを出すことは、新たなアイディアの創出につながるのではないでしょうか。
(2023年2月掲載)
過去記事一覧
動物たちは実はおしゃべりだった!?
都市防火と樹木
推しの公園があるって楽しい!
東京を歩いて、江戸を堪能!
公園はみんなが過ごすたからもの
植物の”におい”がわかる!
日本庭園の心と技を学ぶ
「風景に調和する庭」を生み出す、森の中での暮らし
公園墓地とは?
持続可能な人間と環境の未来をめざして
体験を通して感性や心の野生を取り戻す
共存を考える
葉っぱのスキャン撮影で実物への想像が膨らむ
日本庭園
公園の魅力と機能
場所を知る
いつもの散歩道にもまだまだ発見があるかも?
身近なようで意外と知らない公園の歴史
土と生き物たちの五億年の旅
ゲーテ・シュタイナー科学に基づいた自然観察術
植物を愛した人生
ランドスケープデザインを追究する
こんな奇天烈な植物を見たことありますか?
多様化する公園
自然がヒトにもたらす力とは
キャンプ場の植物を学び、自然を体感する
秋に出会う植物の魅力
“野生”を美味しく食べる
公共空間としての都市公園のこれからを考える一冊
公園遊具の舞台裏
樹木の“違い”が分かる図鑑
1枚の葉に広がる世界
絵本で「さくら」を学ぶ
2人を繋ぐ植物たち
樹木の四季は繋がる
植物のミステリーに迫る
この世で一つの葉っぱ
カラスの生態を知る
日本の伝統文様
梅雨時に映える苔の魅力
さまざまな顔をもつ夏の風物詩
サラリーマン兼昆虫カメラマンの日常
ランドスケープの発展と人々の夢の実現
キノコ研究の実用書
日本の固有植物を対象とする原色図譜
新たな公園のあり方を問う
生きるために
どうして樹に登るのか
瞬間を捉えるテクニックがそこにある
こんな時は身近な自然を楽しもう
動物と緑を一緒に楽しむ
埴輪(はにわ)が紡ぐロマン
不思議な生態をもつ植物
その木に祈れば、願いが叶う
いつか消えてしまうかもしれない、タネの話
花と人間の関わり
言葉にならない“植物観察の勘所”を伝える
世界を驚かせた展示の先にあるもの
日本で最初のランドスケープアーキテクト(造園家)長岡安平
世界が認めた葉画家のアートコラム
「木材のまち」木場の歴史と木場公園の誕生、そして現在
虫が嫌いな人でも楽しめる
森のカフェで楽しむお茶
秘蔵資料で明かされる、現代園芸・緑化のルーツ
シーボルトに仕えた庭師
「避難所にテント村」という選択肢
生き物やくらしとつながる樹木の物語
樹木のそっくりさん大集合!
造園の基礎から実践まで
東京の公園の歴史を辿り、先人の込めた思いにふれる
“見る・撮る”とはひと味違う、新しい鳥観察の楽しみ方を提案
青空の下がアトリエ!
大名庭園から植木屋まで、江戸の庭園文化がわかる一冊
あの日から70年。行こう、被爆樹木の声をききに-
砂漠を緑の町にかえた ある女のひとのおはなし
かちかち山から3.11まで身近な野生動物の意外な素顔
ピーターラビットの故郷を知る
樹を知り、日々の暮らしの中で木のぬくもりに触れたくなる
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