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いつか消えてしまうかもしれない、タネの話
タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ
タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ
著者:
小林 宙
出版社:
家の光協会
発行年:
2019年 価格:1,600円(税別)
カテゴリ:
一般、タネ、伝統野菜

群馬県下仁田地方に伝わる下仁田ネギ、東京都練馬区周辺で栽培されている練馬大根、京野菜の加茂茄子など、全国各地にその地域に伝わる伝統野菜があります。しかし、F1品種の普及や種子法の廃止、伝統野菜を育てタネを作っている種屋の廃業等によって、伝統野菜のタネは危機的な状況に置かれています。

 

筆者は小学生のころからタネが大好きで、全国各地の種苗店へ赴き、伝統野菜のタネを探すことを通して、様々な人と出会い、現地でしかわからない気づきや次のタネ探しの手がかりを得てきました。その中で、伝統野菜のタネが置かれている状況を知り、危惧し、15歳(中学3年生)の時に伝統野菜のタネを未来に残すために会社を起業しました。

 

本書では、伝統野菜の置かれている状況を分かりやすく説明し、起業した際の苦労話や未来への抱負がまとめられています。最後の章では、農家が世襲的な世界ではなくなり、様々な人が参入している現状を鑑み、「農業界はたぶん、いいほうへ変わっていく」と結んでいます。

 

2020年4月掲載

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