公園文化ロゴ
公園文化ロゴ
世界の公園パンくず
公園文化を語る 公園の達人 公園管理運営「チャレンジ!」しました 公園とSDGs 生きもの小話 みどり花コラム アートコラム 花みどり検定 公園の本棚 世界の公園 たまて箱 公園”Q&A /
ミッチェルパーク(北アメリカ) ミッチェルパーク<br/>(J. Pearce MITCHELL Park)

公園名: ミッチェルパーク
(J. Pearce MITCHELL Park)
所在地: アメリカ合衆国 カリフォルニア州 パロアルト市
公式URL: https://www.cityofpaloalto.org/news/displaynews.asp?NewsID=114&TargetID=14

スタンフォード大学が位置し、富裕層や学識者などが多く住む高級住宅街として知られるパロアルト市にある8.6haの公園です。あらゆる年齢の人を対象とした公園として1957年に開園し、2015年には多様な障がいを持つ人に配慮したインクルーシブ・プレイグラウンドが設置されました。

  • いろいろな体勢で体を揺らせる遊具が設置されている<br/>スピニングゾーン

    いろいろな体勢で体を揺らせる遊具が設置されている
    スピニングゾーン

  • 「プレイハウス」では、ままごと等ができ、<br/>想像力が刺激される色や形が使われている

    「プレイハウス」では、ままごと等ができ、
    想像力が刺激される色や形が使われている

  • 中央の滑り台は幅が広く、介添え者と並んで滑ることができる他、<br/>滑り台に乗るためのスペースがゆったりとられている

    中央の滑り台は幅が広く、介添え者と並んで滑ることができる他、
    滑り台に乗るためのスペースがゆったりとられている

ミッチェルパークの一角にある全ての子供が遊べるように配慮された遊び場インクルーシブ・プレイグラウンド「マジカルブリッジ・プレイグラウンド」は、地元に住む女性オレンカ・ビジャレアル氏が、重度の知的障がいを持つ娘を安心して遊ばせる公園がなかったことが発端となっています。オレンカ氏自ら資金調達などを行い、マジカルブリッジ財団を設立してプレイグラウンドを設置しました。

これまで車いすのみに配慮されることが多かった障害者向けの遊具に対して、登ったり滑ったりすることで脳を活性化させたり、揺れたり回ったりすることでバランス感覚を発達させるなど、自閉症スペクトラム障がい等を持つ人々にも良い刺激を与える遊具が備えられたプレイグラウンドとなっており、インクルーシブ・プレイグラウンドの先進事例として注目を浴びています。 「マジカルブリッジ・プレイグラウンド」には、毎月約2万人が訪れています。

 
※公園文化WEB Facebookでも公園の写真を公開しています。
公園文化WEB Facebook:https://www.facebook.com/kouenbunka.web/   
(2020年6月掲載)
区切り線
過去記事一覧
ロングウッドガーデン(アメリカ合衆国)
フィリップ アイランド ネイチャーパークス(オーストラリア)
マーガレット・マヒー・プレイグラウンド(ニュージーランド)
ブッチャートガーデン(カナダ)
カイヴォプイスト公園(フィンランド)
森の墓地(スウェーデン)
フログネル公園(ノルウェー)
海淀公園(中国)
ストウヘッド(イギリス)
ポートランド日本庭園(アメリカ)
ヒドコート・マナー・ガーデン(イギリス)
ミッチェルパーク(北アメリカ)
メルボルン王立植物園(オーストラリア)
ビシャン・アンモキオパーク(シンガポール)
ヴェルサイユ大庭園(フランス)
ザリャジエ公園(ロシア連邦)
ゴールデン・ゲート・パーク(アメリカ合衆国)
スカンセン(スウェーデン)
ソウル路7017(韓国)
カーキークパーク(アメリカ合衆国)
ヤラベンドパーク(オーストラリア)
エングリッシャーガルテン(ドイツ)
シウタデリャ公園(スペイン)
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(シンガポール)
コルドアリア庭園(ポルトガル)
ミレニアムパーク(アメリカ合衆国)
カネンフェルドパーク(スイス)
アルバートパーク(オーストラリア)
ハイドパーク(イギリス)
ベンジャシリ公園(タイ)
セントラルパーク(アメリカ合衆国)
イースト・コースト・パーク(シンガポール)
シャン・ド・マース(フランス)
韓国民俗村(大韓民国)
スタンレーパーク(カナダ)
キューケンホフ公園(オランダ)


TOPに戻る

公園文化ロゴ2