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2. 子どもが遊ぶ社会環境の変化


冒険遊び場づくりが日本で草の根の活動として広がってきた大きな理由は「子どもの遊び環境の改善」です。活動の生みの親でもある大村夫妻の動機と同じ様に、我が子や地域の子どもたちの遊び環境をより良くしたいと願うに至る現代の乏しい遊び環境が根底にあります。

 

まず、社会の中で子どもがマイノリティになってきているという実態があります。昭和30年は社会全体の人口に占める子ども(0歳~14歳)の割合は33.4%でしたが、平成26年には12.8%に減ってしまっています ※3

 

そして、社会の発展とともにシステム化された現代の環境の中では、少数派である子どもの都合はまちづくりに反映される機会も少なく、ニーズは後回しにされています。結果、多数派である大人にとっての利便性や都合が優先された空間や仕組みによって、子どもの育つ環境は囲われてしまっています。例えば、都市部では子どもの声を騒音として捉える意見は珍しくない話題ですが、公園や保育所などが住環境と十分な距離を保てないケースなどでは、子どもたちの遊びを制限せざるを得ない状況があります。この様なまちの過密さの影響に加えて、地域の人間関係の希薄化など、問題は単純ではなく複合的に重なり合っています。また、地方に行けば、自然環境は残っていても子どもの数が少なく、近くの友だちの家に行くためにも大人の車での送迎がないとままならないなど、都市部よりも一層厳しい問題が子どもたちを取り巻いています。

※3  https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi821.html



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過去記事一覧
20 インクルーシブな公園づくり
19 世田谷美術館―公園の中の美術館
18 ニュータウンの森のなかまたち
17 地域を育む公園文化~子育てと公園緑地~
16 公園標識の多言語整備について
15 環境教育:遊びから始まる本当の学び
14 青空のもとで子どもたちに本の魅力をアピール
13 関係性を構築する場として「冒険遊び場づくり」という実践
12 植物園・水族館と学ぶ地域自然の恵み
11 海外の公園と文化、そして都市
10 都市公園の新たな役割〜生物多様性の創出〜
09 日本の伝統園芸文化
08 リガーデンで庭の魅力を再発見
07 七ツ洞公園再生の仕掛け
06 ランドスケープ遺産の意義
05 公園文化を育てるのはお上に対する反骨精神?
04 公園のスピリチュアル
03 遺跡は保存、利活用、地域に還元してこそ意味をもつ  ~公園でそれを実現させたい~
02 公園市民力と雑木林
01 これからの公園と文化


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