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現地調査


前提条件を理解するまで、かなりの時間を要しました。英語の設計書や報告書を何冊も読むはめに。これを計画・設計したのは英国の設計会社で、主要材料も英国から持ち込んだとのこと。その設計会社はすでに存在していません。これまで外国で見た日本庭園に違和感を感じたこともあり、どうせ「なんちゃって英国庭園」だろう。とにかくまず、現地を見ることが先かな。ということで西川さんと公園課長に案内していただきました。我々より先に到着していたのは釣り糸を垂れる常連1人と数人のコスプレ集団。この日常と非日常が混在した風景は珍しい。園内をめぐると綺麗な水と緑そして空だけの風景、そこに突如パビリオン・洞窟・井戸そして廃墟が。まさしく18世紀に典型的な英国風景式庭園です。ここで風景画を描けば、誰でもクロード・ロランかニコラ・プッサンになれるかも?英国でナショナルトラストの庭園をご覧になった方々がこの部分だけを見たら、水戸にいることを忘れるでしょう。ここまでは好印象。さらに歩みを進め、レンガで囲まれた「秘密の花苑」ではもう一組のコスプレ集団が撮影会中。入り口には詳細な配植図のパネルが。ところが花壇を見ると、あるはずの植物が、・・・そして何もいなくなっている・・・ミステリー?ほぼ全面にスギナが繁茂しているので相当な酸性土壌か?レンガウォールのすぐ外側には覆いかぶさるように杉や白樫などの樹林。花が咲かないのも無理はありません。おまけに、何処からともなく漂う悪臭。西川さんいわく「私じゃないわよ!」すぐ近くで経営する豚舎があるらしい。ここは市役所にとって「秘密にしておきたい花苑」だったのかもしれません。とはいえ素材としては本物志向でした。

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過去記事一覧
20 インクルーシブな公園づくり
19 世田谷美術館―公園の中の美術館
18 ニュータウンの森のなかまたち
17 地域を育む公園文化~子育てと公園緑地~
16 公園標識の多言語整備について
15 環境教育:遊びから始まる本当の学び
14 青空のもとで子どもたちに本の魅力をアピール
13 関係性を構築する場として「冒険遊び場づくり」という実践
12 植物園・水族館と学ぶ地域自然の恵み
11 海外の公園と文化、そして都市
10 都市公園の新たな役割〜生物多様性の創出〜
09 日本の伝統園芸文化
08 リガーデンで庭の魅力を再発見
07 七ツ洞公園再生の仕掛け
06 ランドスケープ遺産の意義
05 公園文化を育てるのはお上に対する反骨精神?
04 公園のスピリチュアル
03 遺跡は保存、利活用、地域に還元してこそ意味をもつ  ~公園でそれを実現させたい~
02 公園市民力と雑木林
01 これからの公園と文化


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