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北米の公園事情


昨年、アメリカ東部のペンシルバニア州のほぼ中央に位置する街、ステートカレッジのペンシルバニア州立大学(ペンステート)で研修する機会をいただいた。当初は専門の害虫防除に関する最新の知見を研修するはずだったが、現地到着後に運命は大きく変わり、感染症の研究室で「ジカ熱のウイルスに感染したサルの培養細胞が産生するタンパク質の性質を調べる」という・・・全く予想もしない研究を行うことになった。しかし実験そのものは面白かったので、研究室の仲間たちと楽しく研究させていただいたが、アメリカの昆虫を観察する機会は研究上では失われた。しかし「アメリカの昆虫を見たい!」という欲求は消えるはずもなく、アフター5や週末にあちらこちら出かけることにした。

しかし、これほど広大な土地があるのに、アメリカにはいわゆる原っぱや荒れ地といったものがほとんどない。基本的には芝生と樹が点々と植わっている環境で、これが住宅と住宅の間のスペースやスーパーマーケットの裏庭、そして道路脇の空き地や州立公園などにおいても、変わらない光景であった(図1)。つまり、ほとんど草花は生えておらず、どこまで行っても「芝生と樹木」という景色が広がるだけで、写真にすると「美しい」という景色に見えなくもないが、チョウどころかアリ1匹を探すのにも一苦労するような環境だったのである。

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過去記事一覧
21 日本庭園と文様
20 インクルーシブな公園づくり
19 世田谷美術館―公園の中の美術館
18 ニュータウンの森のなかまたち
17 地域を育む公園文化~子育てと公園緑地~
16 公園標識の多言語整備について
15 環境教育:遊びから始まる本当の学び
14 青空のもとで子どもたちに本の魅力をアピール
13 関係性を構築する場として「冒険遊び場づくり」という実践
12 植物園・水族館と学ぶ地域自然の恵み
11 海外の公園と文化、そして都市
10 都市公園の新たな役割〜生物多様性の創出〜
09 日本の伝統園芸文化
08 リガーデンで庭の魅力を再発見
07 七ツ洞公園再生の仕掛け
06 ランドスケープ遺産の意義
05 公園文化を育てるのはお上に対する反骨精神?
04 公園のスピリチュアル
03 遺跡は保存、利活用、地域に還元してこそ意味をもつ  ~公園でそれを実現させたい~
02 公園市民力と雑木林
01 これからの公園と文化


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