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再生効果


私の再生提案はいつも、予算があまり無くてもできることと、予算が無いとできないことに分けて作ります。前者ですでに実行されたことは、①WEBの作成、②秘密の花苑周辺樹木の伐採、土壌の全面改良、イチイの高垣刈り込みと施肥、ボーダーガーデン植栽、古い植栽図の撤去、パーゴラ・アーチなどへの蔓植物の植栽、土地に合った植物の選択、③廃墟周囲の樹木伐採、④古い看板の撤去などで、後者は①イベントの開催、②豚舎用地の買収(豚舎の撤去)です。何よりも優先すべき悪臭源の撤去ができたことは、今後の再生のはずみになりますが、跡地に駐車場を設置する計画エスキースを見せていただき苦言。それはショッピングモールの駐車場と何ら変わらない土木的提案でした。「駐車場も庭園でなければならない!」現在、基本設計からやり直していただいています。ハードだけでなくソフトの対策としては、①ボランティア組織の結成、②職員および市民にたいする英国庭園に対する知識と興味の増進、③イベントに関する協力動員体制、④広報の活性化などであり、これらが多くの人の協力によって実行されました。私は当面の動員目標数として年間50,000人を提案しました。年間1万人にも満たない現状からは大胆な数字だったかも知れません。しかし、公園の達人第12回の記事を見ていただくと分かりますが、平成26年度で59,300人、27年度で63,100人となっています。初年度から目標を達成しています。イベント1日で1年分の動員数を叩き出した勘定です。これまで実行したことは、七つの方法から見るとほんの僅かですが、相当な効果が出ていることから、この物語が今後どのように展開されるか楽しみです。しかし石井さんの強い意図もあって次年度以降のタイトルは非公開です。一度に巨額を投資して、すぐに結果を求める時代ではありません。再生プロセスそのものが次の物語を作ってゆきます。一般的に行政はこのような先の見通せない方法論が苦手ですが、本園での展開はちょっとワクワクします。

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過去記事一覧
21 日本庭園と文様
20 インクルーシブな公園づくり
19 世田谷美術館―公園の中の美術館
18 ニュータウンの森のなかまたち
17 地域を育む公園文化~子育てと公園緑地~
16 公園標識の多言語整備について
15 環境教育:遊びから始まる本当の学び
14 青空のもとで子どもたちに本の魅力をアピール
13 関係性を構築する場として「冒険遊び場づくり」という実践
12 植物園・水族館と学ぶ地域自然の恵み
11 海外の公園と文化、そして都市
10 都市公園の新たな役割〜生物多様性の創出〜
09 日本の伝統園芸文化
08 リガーデンで庭の魅力を再発見
07 七ツ洞公園再生の仕掛け
06 ランドスケープ遺産の意義
05 公園文化を育てるのはお上に対する反骨精神?
04 公園のスピリチュアル
03 遺跡は保存、利活用、地域に還元してこそ意味をもつ  ~公園でそれを実現させたい~
02 公園市民力と雑木林
01 これからの公園と文化


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