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公園雑木林が担うべき新たな価値


近年多くの公園で雑木林の造成、保護が頻繁に行われている。昭和43年開園した皇居東御苑は昭和天皇ご発意により昭和60年に庭園一部を二の丸雑木林とした。国営昭和記念公園では、新たに6haの雑木林(こもれびの丘)を造成した。東京都は丘陵地公園として、数多くの丘陵部で雑木林を保護している。一方、平野部の雑木林は、それぞれの自治体により公園・緑地に、さらに民有地雑木林は特別緑地保全地区等で保全されている。そして多くの場合、公園雑木林管理にボランティア組織が積極的にかかわっている。

今や、雑木林は単に緑量として林を保護・保全するにとどまらない、むしろ雑木林の有り様が問われているのである。質として林床を含めた生態系としての健全度、植物・動物・菌類など種の多種・多様度、さらには種内の多様性(遺伝子の多様性)と生物多様性評価が公園雑木林の価値を決定する時代が到来するのも遠いことではない。

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過去記事一覧
20 インクルーシブな公園づくり
19 世田谷美術館―公園の中の美術館
18 ニュータウンの森のなかまたち
17 地域を育む公園文化~子育てと公園緑地~
16 公園標識の多言語整備について
15 環境教育:遊びから始まる本当の学び
14 青空のもとで子どもたちに本の魅力をアピール
13 関係性を構築する場として「冒険遊び場づくり」という実践
12 植物園・水族館と学ぶ地域自然の恵み
11 海外の公園と文化、そして都市
10 都市公園の新たな役割〜生物多様性の創出〜
09 日本の伝統園芸文化
08 リガーデンで庭の魅力を再発見
07 七ツ洞公園再生の仕掛け
06 ランドスケープ遺産の意義
05 公園文化を育てるのはお上に対する反骨精神?
04 公園のスピリチュアル
03 遺跡は保存、利活用、地域に還元してこそ意味をもつ  ~公園でそれを実現させたい~
02 公園市民力と雑木林
01 これからの公園と文化


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