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様々な公園でのさまざまな公園文化


国内には10万カ所以上の数の都市公園がありますが、その多くは近隣公園規模(約2ha)以下の公園です。500㎡以下の小公園もたくさんあります。むしろ私たちが日常目にするのはそうした小公園でしょう。「ベストポケットパーク」という表現もありますが、たとえ小さくとも景色として地域になじんでいる公園は宝です。その公園で絵を描く、写真を撮るなど、その公園ならではの振る舞いが起きるようにしたいものです。小公園の活用は、管理者の目線では難しいことが多いものです。また、役所だけで考えていても現場は動かない。地域と一緒に、公園観察学を通した活動がいいと思います。都心の公園文化についても考えてみましょう。例えば、これも私達がマネジメントしている「新宿中央公園」を例にとると、路上生活者がクローズアップされます。路上生活者は一般的には歓迎されませんが、都心の公園ならではの一種の振る舞いであり、近くに歓楽街があり、不特定多数の人の流れがある都心の公園の文化としての捉え方が成り立ちます。

逆に、地方都市の公園文化にも注目してみましょう。先日の日経新聞ランキングで、西日本で1位にランクされた熊本市の「水前寺江津湖公園」は、人口73万の大都市型ありながら、公園成立の歴史と伝統から、地域住民と密着した公園として知られ、独自の公園文化が伝えられ、育まれ、そして新たな文化を生み出しています。

何はともあれ、公園はすべて地域生まれであるから地域を映し出す鏡でありたいですね。と同時に公園文化はグローバルな評価を受けやすいものです。小公園―大公園、都会型―地方型と言った公園の違いによる公園文化を一つ一つ追うことでまた一歩公園の価値向上が進むのではないでしょうか。



※文中に出てくる所属、肩書等は、掲載時のものです。2014年7月掲載

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過去記事一覧
20 インクルーシブな公園づくり
19 世田谷美術館―公園の中の美術館
18 ニュータウンの森のなかまたち
17 地域を育む公園文化~子育てと公園緑地~
16 公園標識の多言語整備について
15 環境教育:遊びから始まる本当の学び
14 青空のもとで子どもたちに本の魅力をアピール
13 関係性を構築する場として「冒険遊び場づくり」という実践
12 植物園・水族館と学ぶ地域自然の恵み
11 海外の公園と文化、そして都市
10 都市公園の新たな役割〜生物多様性の創出〜
09 日本の伝統園芸文化
08 リガーデンで庭の魅力を再発見
07 七ツ洞公園再生の仕掛け
06 ランドスケープ遺産の意義
05 公園文化を育てるのはお上に対する反骨精神?
04 公園のスピリチュアル
03 遺跡は保存、利活用、地域に還元してこそ意味をもつ  ~公園でそれを実現させたい~
02 公園市民力と雑木林
01 これからの公園と文化


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