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公園文化の視点


公園を文化的な視点で捉えると、大きく二つに分けられます。一つ目は、公園が文化の発祥に関係しているということ。たとえば、日本を代表する都市公園である日比谷公園は、園芸、音楽、そして洋食など西洋の文化を取り入れた舞台として知られています。

二つ目は、公園は地域文化を高め、さらにこれが地域の活力に繋がるということです。文化の語源は「カルティベート(耕す)」といって、その空間での活動、すなわち“振る舞い”が文化になることを表しています。私の公園での経験として、かつて、国営昭和記念公園に「ニュースポーツ施設」が整備され、現地を訪れた時のことが思い出されます。ローンボウルズやクロッケーのプレイヤーが、真っ白な上下の正装で競技している光景を見て、大きなカルチャーショックを受けました。それは単なるスポーツとしてではなく、公園での“振る舞い”を通して、まさに新しい文化が導入されようとしている風景でした。このような「振る舞いの風景」の大切さは、公園で展開されている園芸にも当てはまります。コスモスなどの花畑やバラ園などの花壇、雪割草などの山野草は「園芸文化」として来園者を楽しませてくれますが、これからは更に「公園文化」へと昇華させる手法が大切になるでしょう。

一方で、公園で展開されるジャンルではなく「地域」での文化という捉え方があります。国やその地域によってさまざまな個性豊かな文化があり、公園という“空間文化”とこの“地域の文化”を融合させた考え方が重要だと思っています。

公園財団では、「地域生まれの世界水準」を合言葉に公園マネジメントを実践していますが、この根底にあるのは公園文化です。イベントや普段の公園の使い方を公園文化まで進化させるなら、公園の価値向上は進むと思っています。またそうすることで、公園利用者の多くが味方についてくれるものと信じています。

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過去記事一覧
20 インクルーシブな公園づくり
19 世田谷美術館―公園の中の美術館
18 ニュータウンの森のなかまたち
17 地域を育む公園文化~子育てと公園緑地~
16 公園標識の多言語整備について
15 環境教育:遊びから始まる本当の学び
14 青空のもとで子どもたちに本の魅力をアピール
13 関係性を構築する場として「冒険遊び場づくり」という実践
12 植物園・水族館と学ぶ地域自然の恵み
11 海外の公園と文化、そして都市
10 都市公園の新たな役割〜生物多様性の創出〜
09 日本の伝統園芸文化
08 リガーデンで庭の魅力を再発見
07 七ツ洞公園再生の仕掛け
06 ランドスケープ遺産の意義
05 公園文化を育てるのはお上に対する反骨精神?
04 公園のスピリチュアル
03 遺跡は保存、利活用、地域に還元してこそ意味をもつ  ~公園でそれを実現させたい~
02 公園市民力と雑木林
01 これからの公園と文化


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