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「振る舞い」を文化として捉える


公園ならではの固有の文化があるはずです。そこで、公園で見られる「ならではの振る舞い」とは何かを考えてみます。人が自然と接した時の振る舞い、草花と接した時の振る舞い、動物と接した時の振る舞いなど、どのようなものがあるでしょうか。

最近、ドイツの公園で経験した事例ですが、森の中の園路の脇に小路が作られていて、そこにはちょっとした遊具が設置されていました。子供はその小路の遊具で遊びながら先に進み、親は子供を見守りつつ並行して散策を楽しむ仕掛けになっています。子供は林間の散歩に飽きないし、親は安心して景観を楽しめるというデザインです。同じ空間にいながら、親と子供がそれぞれの時間を楽しめ、融和できるところがいいですね。このように人が森と接する仕掛けを工夫することで、新しい振る舞いが生まれます。それが公園文化につながるのだと思います。

人が自然と接する行動面の振る舞いが、どのようなものを生み出しているのかに関心を持ってみるのも一つです。音楽や俳句、絵画、環境芸術として現れることもあるでしょう。そこまでを関心もって見てみると、人の“振る舞い”から公園文化を次々とイメージすることができます。

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過去記事一覧
21 日本庭園と文様
20 インクルーシブな公園づくり
19 世田谷美術館―公園の中の美術館
18 ニュータウンの森のなかまたち
17 地域を育む公園文化~子育てと公園緑地~
16 公園標識の多言語整備について
15 環境教育:遊びから始まる本当の学び
14 青空のもとで子どもたちに本の魅力をアピール
13 関係性を構築する場として「冒険遊び場づくり」という実践
12 植物園・水族館と学ぶ地域自然の恵み
11 海外の公園と文化、そして都市
10 都市公園の新たな役割〜生物多様性の創出〜
09 日本の伝統園芸文化
08 リガーデンで庭の魅力を再発見
07 七ツ洞公園再生の仕掛け
06 ランドスケープ遺産の意義
05 公園文化を育てるのはお上に対する反骨精神?
04 公園のスピリチュアル
03 遺跡は保存、利活用、地域に還元してこそ意味をもつ  ~公園でそれを実現させたい~
02 公園市民力と雑木林
01 これからの公園と文化


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