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調査・提案


私は当時の大学院生であった西澤瞳さんの修士研究(主に調査)と並行して、1年間かけて企画・提案を進め、修士論文のほか「七ツ洞公園活性化ハンドブック2012」(全93ページ)をとりまとめました。主な中身は、

①英国庭園の歴史・構成・意義を理解すること
②本園の開設意図を理解すること
③本園の構成要素と設計意図の関係を理解すること
④18世紀型の風景式庭園と19世紀以降の秘密の花苑部分の様式を混同せず両立させること
⑤秘密の花苑の土壌分析と改良設計により土壌基盤の再造成を行うこと
⑥秘密の花苑周辺の日照阻害となっている樹木を伐採すること
⑦豚舎用地の買収と撤去を先決すること

これに加え、前述の七つの方法の内容を具体的に提案しました。その根本は、ウィリアムケントやケイパビリティブラウン達に規範を求める18世紀の風景式庭園部分と、ビータとハロルドあるいはガートルードジェーキルに規範を求める19・20世紀の花苑部分において、その本質を崩さずにそれぞれの特徴を大事に育てる必要があることです。間違えても、風景式庭園部分が寂しいからといって、そこを園芸品種の花で一杯にしようと思ってはなりません。逆に秘密の花苑を2度と廃墟にしてはいけません。当時の石井秀明都市計画部長が中心となって全100項目の改善案から「七ツ洞再生物語」のシナリオを構築して、平成26年度からスタートしました。行政は異動が多く人間関係がすぐに切れてしまうことが多いのですが、この仕事で面白いのは、国から出向していた部長をはじめ、関係する担当の方が異動後もこの公園に関心を持ち続けていることです。



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過去記事一覧
21 日本庭園と文様
20 インクルーシブな公園づくり
19 世田谷美術館―公園の中の美術館
18 ニュータウンの森のなかまたち
17 地域を育む公園文化~子育てと公園緑地~
16 公園標識の多言語整備について
15 環境教育:遊びから始まる本当の学び
14 青空のもとで子どもたちに本の魅力をアピール
13 関係性を構築する場として「冒険遊び場づくり」という実践
12 植物園・水族館と学ぶ地域自然の恵み
11 海外の公園と文化、そして都市
10 都市公園の新たな役割〜生物多様性の創出〜
09 日本の伝統園芸文化
08 リガーデンで庭の魅力を再発見
07 七ツ洞公園再生の仕掛け
06 ランドスケープ遺産の意義
05 公園文化を育てるのはお上に対する反骨精神?
04 公園のスピリチュアル
03 遺跡は保存、利活用、地域に還元してこそ意味をもつ  ~公園でそれを実現させたい~
02 公園市民力と雑木林
01 これからの公園と文化


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