
避難場所以外に、都立公園には災害時の役割はあるの?
避難場所以外に主に次の3つの役割があります。
①大規模救出救助活動拠点
これは、災害時に自衛隊や、警察、災害派遣隊、緊急消防援助隊、その他の広域支援・救助部隊等が、被災者の救出をするための活動拠点となるもので、具体的には、ヘリポートやベースキャンプとして活用します。現在水元公園等、21の公園がこの候補地と位置付けられています。
②医療機関近接ヘリコプター緊急離着陸場候補地
都が指定する災害時に拠点となる病院への輸送のためのヘリ離発着場として使用するため、芝公園等16公園が指定されています。
③災害時臨時離着陸場候補地
災害時、上記の目的に限らず、人や物資の搬送など必要に応じて様々な目的で使用するため、日比谷公園等23公園が指定されています。
このほか、生活物資の集積・輸送の拠点、一時的ながれき集積所、応急仮設住宅の建設用地など、都立公園は、時間経過とともにさまざまな用途で利用されることが想定されています。
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