避難場所に指定されている都立公園は、どんな公園?
東京都では、震災時に拡大する火災から住民の皆さんを安全に保護するため、公園や耐火建築物周囲の空地など、延焼火災が発生しない空地が面で広がる空間を避難場所に指定しており、「○○公園・■■大学一帯」のように表わされています。現在、都立の都市公園は81ありますが(2016年4月1日現在は、82)、この半数以上の公園の一部、もしくは全域が避難場所に指定されています。
避難場所の避難有効面積は、火災による輻射熱の影響を考えて、避難空間として適切な部分が対象となり、10ha以上の規模があることが望ましいとされています。都立公園には10haを超す面積があり、中心に広々として平坦な広場などがあることが多く、また水を多く含み、遮蔽効果が期待できる樹木が植栽されていることから、避難場所として有効に機能すると考えられます。
避難場所について、詳しくお知りになりたい方は、東京都都市整備局のホームページをご覧ください。
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/hinan/hinan01.htm
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