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落ちているヒナがケガをしているようなので、助けてあげたい時は?

ヒナがぐったりしていたり、ケガをしていて保護する場合は、各都道府県の鳥獣保護担当部署に相談して下さい。近くの獣医さんなど保護、治療をしていただける施設を紹介してもらえる場合があります。

ヒナに直接手で触れる事は避け、手袋などをして安全や衛生面に注意しましょう。

また、ケガしているヒナを運んだり保護する場合、一番はじめにやらなければならないのは保温です。ヒナはどんどん体温が低下し、衰弱してしまします。ペットボトルに40度くらいのお湯を入れ、タオルで包んでヒナの近くに置いてあげましょう。

カラスやネコなど他の生きものに食べられてしまう事が心配な場合は、ヒナを近くの茂みの中などにそっと隠してあげましょう。親鳥は、ヒナの姿が見えなくても、声で気が付きます。むやみに野鳥を捕まえて飼育することは法律(鳥獣保護管理法)で禁止されているので、注意しましょう。

日本野鳥の会が出している「ヒナとの関わりがわかるハンドブック」

日本野鳥の会が出している
「ヒナとの関わりがわかるハンドブック」




参考文献:
公益財団法人 日本野鳥の会『―ヒナを拾わないで―ヒナとの関わり方がわかるハンドブック』
http://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/
公益財団法人 日本鳥類保護連盟
http://www.jspb.org/hinakyosan.html



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