公園を愛する市民にも、公園管理者にも多くの情報を発信します。
価格 : 定価300円 賛助会員240円 ※税込、送料別
体裁 : A4版 24頁
在庫状況 : あり ( 第2号, 第3号, 第5号 ~ 第9号, 第12号, 第13号, 第15号 )
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子育て中の女優、新山千春さんによる、公園で子供が成長する瞬間を実感したり、泥んこ遊びで創造力を養うお話をはじめ、子供の成長に合わせた体験機会を提供する「とちぎわんぱく公園」、保育士が常駐して雨や雪でも思い切り遊べる長岡市の「千秋が原南公園」、さらに「プレーパーク」の最新事情や、乳幼児向けの遊び支援「プレーリヤカー」などをご紹介しております。
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土曜日曜には二人のお子様とお弁当を持って公園に行かれる、女優の髙田真由子さんによる“公園での学び術”をはじめ、スケートボード、スケッチ、自然観察、昔遊びのエキスパートが、公園で楽しく遊びながら社会や自然の仕組みを学ぶ方法を伝授します。
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公園で元気になる方法について、まずはウオーキングドクターのデューク更家氏から「公園ウオーキング」メニューの紹介、そして公園と運動のスペシャリスト、帝京大学教授・理学博士の福岡孝純氏による健康づくりへのアドバイス、また各地の事例として「湘南ファミリーオールランニングクラブ」「武蔵野ペーパープレーンクラブ」の活動を紹介します。
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人と植物が共生することで育まれてきた日本の優れた文化について、緑・花文化に深い造詣をお持ちの作家、三浦朱門氏からエッセイ「自然は友」をお寄せいただきました。また、緑花文化士の山田花子さんによる教職時代や生活に活かした花・緑とのかかわりや、同じく緑花文化士の下田あや子さんによる「緑・花文化の世界・魅力を知る8つのキーワード」を紹介します。
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「歴史」を公園に活かす新しい取り組みについて、横浜市環境創造局環境整備部長の吉田哲夫氏より、従来の施設や景観の保存という考えから、市民が様々な形で活用し楽しむことで新たな文化が生まれ、守られてゆくという視点で語っていただきます。また、具体的な事例として「山手西洋館」「日比谷公園・旧公園資料館」の事例を紹介します。
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公園を通して地域を元気にする取り組みについて、兵庫県立大学の中瀬勲教授から、公園の敷地を越えた発想で有形無形の地域資源を取り込むことで地域住民を引き込み楽しめる場とする手法などを語っていただきます。また、東京都三鷹市の「丸池の里・新川丸池公園」、伊予市双海町の「ふたみシーサイド公園・ふたみ潮風ふれあい公園」の事例を紹介します。
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NPO 法人当別エコロジカルコミュニティー(TEC)理事長の山本幹彦氏から、行為としての自然体験ではなく、一人一人が異なる五感を通した体感から、自分が住む環境を感じて理解させるプログラムの必要性を語っていただきます。また、広島市森林公園、到津の森公園(北九州市)、葛西臨海公園・鳥類園、兵庫県立有馬富士公園、国営木曽三川公園・自然発見館の事例を紹介します。
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早くから公園のバリアフリー化やユニバーサルデザインの導入などに関わってこられた浅野房世氏から、ハード面の充実とボランティアなどのソフト面が一体となった、トータルなデザインの重要性を語っていただくとともに、高齢者や障害者をサポートする国営昭和記念公園ガイドボランティアを紹介します。
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「公園に花を咲かせる」ことの意義について、四季の変化を感じ豊かな感性を育てる効果や、地域の風土に合わせた個性的な公園にする効果などを(株)愛植物設計の山本紀久氏に語っていただくとともに、各地の公園の事例から、「花を楽しむ公園の管理」について紹介します。
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都市化の中で失われつつある「農」の風景を保存し、積極的に「農の楽しみ」を得ようとする試みについて、横浜市の舞岡公園をモデルに、行政と市民が一体となって、子供たちとともに体験しながら学び、交流している仕組みを紹介します。